2015/05/20

夕陽に映える蜂球


この春の重箱式巣箱群の分蜂はかなり特異だった。

蜂球を造る場所は4回ともカラマツの8〜10mの高所。以前のように安全ベルトを付けてまでのファイトがわかないので今年の重箱式巣箱群からの4回の分蜂捕獲は全て断念。

二次と三次の間で分蜂未遂が一回。30分ほど蜂球を作っていたが、ほどなく全員元の巣箱にUターンした。なんらかの理由で女王蜂が合流しなかったのだろう。

分蜂当日に新居へ移動しないで蜂球のままで一晩(二次分蜂群にいたっては二晩も!)過ごしてから旅立つ、というのもこれまであまり経験したことがない。夕方から雨が降り出した二次分蜂のケースはまだ理解できるが、他の3例ではそのような天候ではなかった。
今日の四次分蜂蜂球も太陽は間もなく西の山並みに沈もうとしているのにまだ飛び立つ気配をみせない。この群も一泊してからの旅立ちの構えだ。

追記(1): 5/21  17:30 
またも連泊の様子。探索蜂の討議が紛糾しまだ転居先が決まらない?(もしくは合流すべき新女王の誕生を待っている???)

追記(2):5/23 所用で東京で2泊して今夕山荘に帰ってみるとさすがにもう蜂球は消えていた。