2013/03/22

一気に春

今年の春は一気にやって来た。今日の神代植物公園は、. . .

カタクリ、二リンソウ、アズマイチゲ、アマナ、コスミレ、などの花が林床を飾り .  .  .
神代曙(エドヒガン系の桜)はもう満開で、ソメイヨシノも5〜6分咲きまでになった。


クロモジはミツバチが好みそうな小さな花を一杯につけ . . .
ハナノキ(カエデ)の梢は深紅の花で染まっている。

CCD(蜂群崩壊症候群)ですっかり名前が知れ渡ったアーモンドの花も今が一番の盛り。








. . . と言うのに、今日も園内で一匹のミツバチも見かけなかった。

以前、デンマークの友人宅を訪れた時、「春、リンゴの開花が早過ぎて、昆虫が蠢き出すのとうまくタイミングが合わなかった。だから今年はどこの家でもリンゴが不作なんだ。」と聞いて、“ヘーそんなこともあるんだ”と思ったことがある。(日本の田舎の柿の木のように、デンマーク人の家庭では庭にリンゴの木を植えたがる。)
それと同じような現象がこの春は起きているのだろうか?