2012/05/29

逃去未遂事件

いくら逃去気配があるとは言えいつまでも蟄居閉門にしておくわけにもいくまいと、丸太巣箱の巣門を昨日(5/28)開放した。
ただ、疑念が拭えるまではとSスクリーンだけは装着しておいた。

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午前中はどの巣箱も平穏な光景。であればと、一時間ほど付近の散策に出かけ、帰ってみると山荘屋根の上空でウォーンウォーンと響くミツバチの翅音。
まさに、逃去飛翔の真っ最中だった。(13:00)

これまでの経験では、逃去時の蜂球は分蜂の時に比べ遠くに作る傾向がある。蜂雲を追っかけて蜂球場所を確認しなければならない。

しばらく蜂雲を注視していたが、いつまでも空中の同じ場所を舞うだけで、移動の気配が見えない。女王蜂がついて来ないので逡巡している様子がありあり。女王の脱出はSスクリーンで阻止されたようだ。

案の定、ほどなく飛翔していた蜂が次々と巣箱に帰り始め、巣門前に大きな塊ができた。(13:20) 
全員が巣箱内に収まったのは午後4時過ぎ。これでやっと今日の逃去計画は未遂事件として結着した。

それにしても、逃去行動を起こすのはしばしば飼い主の留守中。主人が外出するのをこっそり見張っているミツバチがいるようだ。


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追記:22:50

逃去未遂群、再び巣箱壁面にへばりつき天井のトップ・バーには集結しようとしない。昨夜まで固まっていた壁面には小さな巣板まで作っている。
これではいつまで経っても埒があかないので、強制的に天井部へと移動させた。今はまだ3箇所に分散している固まりが、明朝までに一箇所にまとまり、トップ・バーで巣板を作り始めれば半歩前進となるなのだが?