2012/01/27

神代植物公園

久しぶりの神代植物公園。いつもカワセミが姿を見せる水路は氷で覆われ、芝生広場にも数日前に降った雪がまだ残っていた。

例年ならそろそろ咲き始めるはずのフクジュソウもまだ芽を出す気配もがなく、今日咲いていた花はロウバイだけ。

2012/01/26

調布のダイヤモンド富士(もどき)


去年の今頃はダイヤモンド富士を追っかけていたことを思い出し、三鷹天文台の丘に行ってみた。

夕日の落下点は既に富士山頂の中心から北にずれており、その上、手前を流れる雲が邪魔をして、正真正銘のダイヤモンド光の出現とまではいかなかった。(写真は16:54:58撮影)

今日の様子から察すると、この地点でのダイヤモンド富士日はおとといの1月24日だったようだ。でも、今日集まった暇人グループ(自分も含めて15名)の会話では、ここ数日、西の空は雲で覆われ富士山は姿を見せなかったらしい。

去年に比べればまだましだったとはいえ、“これぞ”ダイヤモンド富士の姿を見られるのはそう容易ではなさそう。一昨年、突然に思い立って出かけて高尾山で出会ったダイヤモンド富士はかなりラッキーな出来事だったのだと今更ながら思う。

(続)つるしんぼ

先人の知恵」に習った干柿作りのその後:

藁の中で保存している干柿をのぞいて見ると、ところどころに白い粉らしいものが付いている。

でもまだ、白粉(おしろい)美人というにはほど遠い。そこで、白い粉をたっぷり付ける方法をネットで探してみた。

  • 2週間くらい寒風にあて水分を抜き仕上げた後にじっくりと室内で乾燥させると表面に白粉がふいてくる。
  • 干して柔らかくなってきた柿の表面をタワシでごしごしこすると白粉が吹き出す。
  • ていねいな柿もみと寝かせ込みを3〜4回程繰り返すと、白い粉に覆われた干し柿が出来上がる。
  • ポリ袋に入れ、冷蔵庫に10~20日入れておくと真っ白になる。
  • 紙箱に立てかけて置くと、少しずつ自然に白粉が吹いて来る。
. . . と様々。中には「白粉は勝手に吹き出します。何もしなくていいです。」と言う人もいる。

更には、干柿に付く白い粉には . . .
  1. 果糖(α-D-グルコース)が果肉から染み出て結晶化したもの、と
  2. 果肉表面に麹菌が繁殖したもの
. . . の二種類があるということも初めて知った。

(1)の果糖が結晶化したものは「柿霜(しそう)」とも呼ばれ、漢方では清熱、潤燥、化痰、止咳(咽喉痛、咳、口内炎)作用があると言われているそうだ。「先人の知恵」のワラに寝かせる方法は、稲ワラの納豆菌を利用して(2)の麹カビを増殖させるためのようだ。

白粉美人を望むなら、まず、麹菌と果糖結晶のどちらの白粉を付けたいのかを決め、その後で作業方法の検討に入る必要がありそうだ。

蛇足:ついでに、以前から疑問に思っていた「ころ柿」と「あんぽ柿」の違いを調べているが、いまだに良く分からない。

2012/01/24

昭和レトロの暖房器具


石油ストーブが見直されているらしい。安定供給が危ぶまれる電気暖房のバックアップに、と言うのがその理由の一つらしい。

ふと思い出して、物置の隅に置きっ放しにしてあった石油ストーブを引っ張り出してみた。一時は結構人気があった米国パーフェクション社の石油ストーブ。耐熱ガラスを通して見える炎の揺らめきが気に入って購入したもので確か1970年代後半に生産されたもののはずだ。替芯の買いおきもあるので、非常時用としては十分に使えそうだ。

これで、山荘の暖房システムは、小学校払下げの薪ストーブ、冷えた布団を暖める湯たんぽ、そしてこの石油ストーブと、我家の暖房システムはすっかり昭和レトロの雰囲気になってきた。

2012/01/21

フクロウ観察事始め

八ヶ岳自然クラブの「2012年フクロウ観察説明会」。

この春の育雛目標は11羽。これまでの7年間の活動で育雛した総数は77羽。今年11羽を育てれば8年目で88羽になり、777→888と覚えやすいというのが目標設定の背景。

3〜 5月の産卵・巣立シーズンを控え、既にフクロウ夫婦が下見検分に訪れた形跡のある巣箱も出始めたようだ。

今年から追加新設した山荘近くの巣箱へは、雪の中に鹿の足跡を辿って行けば確実に到達できるのは思惑通り。ただ、新築物件にフクロウ夫婦が訪れた様子はまだない。

2012/01/20

山小屋開き

年末・年始を東京で過ごし、今年初めての山荘。
昨晩から降り始めた雪で山荘周辺はこの冬初めての本格的な雪景色になっていた。

留守中の最低気温 -11.5度(1月12日 05:04)


巣箱は雪に埋もれ、ミツバチ達は音無しの構え。

2012/01/16

初骨董市巡り


一月恒例の行事はせたがやボロ市と墓参。

毎年のことになると露天に並ぶ商品は見慣れたものばかりで、掘出し物を探すのも容易ではない。市の光景もなんども撮影したような被写体ばかり。

やむを得ず今年は「ボロ市」の由来、古衣を撮影してお茶を濁すことにした。結局、買いたいものは一点も見つからず、旧友MM氏の墓参だけをして帰宅。

それにしてもせたがやボロ市は、どうしてこうも毎年寒いのか。今日も立ち止ると寒さで震えるような日だった。

2012/01/15

ミツバチ事始め

玉川大学ミツバチ科学研究センター主催の「ミツバチ科学研究会」。

数ある研究発表の中で、今年のメインプログラムはなんといっても富士見高校養蜂部の特別講演

研究会での高校生の特別講演も快挙だが、真面目な活動報告の合間に、お得意の「ハチさん劇場」やフロアの聴衆も巻き込んだ「アピストレッチ体操」なども入れ、聴衆を飽きさせることなく一気に進んだ1時間の見事な講演内容。学会参加者にも大受けで、夜の懇親会会場では、高校生達参加者達が一番の人気者だった。

2012/01/01

2012年 初詣

深大寺へ。

東日本大震災、原発事故、台風禍、. . . と、重い一年だった2011年。今年は「社会も、家族も、自分自身も、. . . 皆が平々凡々な生活がおくれますように」と、いつになく慎ましいお願いの初詣祈願になった。

午前中の混雑を避けて、夕方遅くなってから出向いたが境内はまだかなりの人出。すっかり深大寺名物になった参道の鬼太郎茶屋の店頭は、目玉おやじの団子を買い求める客で賑わっていた。