2011/06/20

にじり巣門 - 製作編

. . . . . [ にじり巣門 ]からの続き。

ハチマイッターや、S式スクリーンに代わる逃去防止器具の試作品の詳細。( . . . というほど大げさなものではない。竹の棒を2本取り付けるだけの話。)

1. [1〜2cm幅 x 約20cm長] の竹の棒を2本準備する。
竹棒の幅と長さは巣門の間口を十分に覆うだけの幅と長さ。

竹を使用する理由:
  (1) 木質材ではミツバチが齧って巣門隙間を広げてしまう。(2) 竹は直線加工が容易で正確な巣門隙間が作れる。

今回は孟宗竹を使用したが、孟宗竹が手元にない時はシノ竹
もOKと思う(自分ではまだテストしてみてはいないが)
2. 竹棒Aに切り込みを入れる。 
必須ではない。使用している巣箱巣門が比較的大きい場合や、巣箱にネジ止めする際の必要性に応じて。

切込みの深さは、竹棒AとBを巣箱に装着し密着させた時に隙間ができない、あるいは、せいぜい1〜2mm程度の隙間の範囲に収まるようにする。
3. 竹棒Aには「真円」、竹棒Bには「楕円」のネジ穴を両端に開ける。

竹棒Bの楕円形ネジ穴」は巣門格子の間隔調整のため重要なポイント。
錐(キリ)でも工作可能だが電動ドリルがあれば作業は一層容易。

4. 竹棒Aを巣箱前壁に、竹棒Bを巣箱床面に木ネジで取付ければ「にじり巣門」の完成。

 [ にじり巣門 - 使用編 ]へ続く . . . . .