2016/04/18

野川の菜の花


野川に咲く菜の花が今年は河川敷の遊歩道を埋め尽くすほどまでに増えた。

”菜の花”は、アブラナ(油菜)やカラシナ(芥子菜)だけでなく、小松菜、ブロッコリー、野沢菜、葉牡丹、 . . . 等々、春に黄色い花を咲かせる食用菜の総称で、 "ナノハナ" と呼ばれる種類の草花があるわけではないらしい。調べてみると野川河畔のナノハナはセイヨウアブラナとセイヨウカラシナの混成群だった。

菜の花の中を歩くと、容易に無数のミツバチが見つかる。全てセイヨウミツバチのようで、かなり丹念に探してみたがニホンミツバチらしい姿は一匹も見つけることができなかった。すぐ近くの神代植物公園のバラ園でも状況は同じだ。東京でニホンミツバチを見かけたのは、一年ほど前に日比谷公園で見たのが最後だ。都会の花畑はセイヨウミツバチに席巻されてしまったのだろうか?