2015/12/08

水木しげる氏逝去


11月30日 水木しげる氏逝去。享年93。

深大寺山門の鬼太郎茶屋をはじめ、天神通り商店街のオブジェ、市内ミニバス車体のラッピング、. . . 等々、調布市民にとって水木しげるの"妖怪ワールド"は身近にある日常の風景の一部。

NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の効果もあって、深大寺はいまや国内だけでなく海外からの日本アニメファンのホットスポットになり、境内には韓国語、中国語、そしてシンガポールかららしい英語が飛び交っているのが当たり前の光景になった。

そんな水木しげる氏の調布市への貢献に敬意を表し、市文化会館のホールだけでなく、鬼太郎茶屋の店先、調布銀座商店街の「鬼太郎」や「ねずみ男」のオブジェの前など、今調布市内には献花台が溢れている。
事故現場やお別れ会に設けられた献花光景は、痛ましかったり、物悲しい空気を醸し出しているのが常だが、水木しげる氏の献花台は、どこもなんとなくユーモラスで明るい雰囲気で、献花をする人も笑顔なのが妖怪ワールドらしくていい。
合掌。