2013/11/24

甲斐駒に似合う樹

白い雪と赤い柿が晩秋の甲斐駒撮影の定石だったが、今年は場所を変え、樹種を変えて撮影してみた。

風切松:
集落の西側にそって防塁のように続く丘陵地に生えている赤松巨木の並木。北西から吹き込む八ヶ岳下ろしの寒風から、何百年に渡って集落や里山を守ってきた清里樫山地区の防風林。
甲州丸:
里の集落でよく見かける甲州丸。"干し柿は甲州丸が一番"と自分は思うのだが、最近産直市場や道の駅で売られている渋柿は甲州丸より百匁柿が多くなってきたような気がする。

生きた化石:
大門ダム(高根町長澤)のメタセコイア。三木茂博士が化石を発見した時は絶滅種と考えられていたが、その後中国の山奥で現存することが確認されたというのはよく知られた話。
日本で最初の一本が皇居吹上御殿に植えられたのが1949年。メタセコイア植樹の一大ブームが全国的に起きたが、あまりに高木になることが災いし、その後街中の多くの樹は伐採されてしまったのだそうだ。

2013/11/23

イケメン羊

羊の顔にそっくりなオニグルミの葉痕。こんなに端正な顔をしているのはめずらしい。

2013/11/22

伝統養蜂

丸太式巣箱が茅葺き屋根によく似合っていた。樫山村(現 北杜市高根町清里)の農家の軒先でみかけたミツバチの巣箱。

寒風を遮る屋敷林、前面に広がる草地、背後には広葉樹の雑木林、遠方には頂を雪に覆われた八ヶ岳、. . . 。うらやましいような里山の蜂飼い生活。

村はずれの土手に置かれた待ち箱にも、樫山村の長い歴史を感じさせる風格があった。

オシドリラッシュ

今日の清里湖(大門ダム)はオシドリラッシュ。一望できる対岸線約300mの範囲内でカウントできたのは248羽。オシドリ達は崖から転がり落ちてくるドングリを拾う風でもなく、ただノンビリと湖岸近くの水上で、あるいは岸に上がってくつろいでいる。こちらもセブン-イレブンのおにぎりを頬張りながらユッタリとオシドリウォッチング。


2013/11/19

フクロウ巣箱の点検清掃


八ヶ岳自然クラブのフクロウ巣箱点検清掃作業2日目。

朝、山荘を出る時に舞っていた雪もほどなく止み、後半は秋晴れの青空に変わったので助かった。軽労働とはいえ、雪がチラついたり、寒風が吹すさぶ中での作業は結構辛い。
だったらもっと早く暖かい時期に済ませてしまえば、という声も聞こえてきそうだがそうもいかない理由があるのだ。

フクロウが営巣しなかった空巣箱には、フクロウに代わってスズメバチがよく棲みついて巣をかける。そんなスズメバチがいなくなってからでないと作業はできない。今回も、標高1000m以上の場所の巣箱ではスズメバチの姿はなかったが、標高600mの低地の巣箱ではまだ活発で作業を延期せざるを得なかった。

またあまり早い時期に清掃をすると、フクロウ夫婦が訪れる前に他の小動物が入り込み巣箱を汚してしまう。去年の点検で見つかったタヌキの頭があるような巣箱では、せっかく下見に来てくれたフクロウ夫婦が住みついてくれるはずはない。だから掃除をするのは来客が見える直前が好ましい。

そんな両方の事情を睨みながら判断すると、空模様によっては、雪がチラつき、風が吹くと寒さで手がかじかむような時期が八ヶ岳南麓での最適な作業タイミングになる。12月に入ると、気の早いフクロウ夫婦の展示場廻りが始まる。

2013/11/13

清里湖のオシドリ


この冬一番の冷え込み。最低気温マイナス1.6度(06:23)。

この寒さの中で清里湖(大門ダム)のオシドリ達はどうしているのだろうかと様子を見に行くと、冷たそうな水の中で50〜60羽が元気に泳ぎまわっていた。

警戒心の強いオシドリはかなりの距離をおいてしか撮影させてくれない。今使っているコンデジでは、画素数を3Mまで落し、倍率をデジタルズームも使ってマックスのX35.2にして撮影したのが上写真。(撮影距離=Mapion距離測で約200m)

ワシタカ撮影の白樺峠以来ワンランク上のカメラを探してはいるのだが、あまりに候補機種が多すぎて、なかなか購入機種を絞り込めない。オシドリ達が姿を消す前までにはなんとか手に入れたいのだが。

静かさや  をしの来て居る  山の池(正岡子規)

2013/11/12

アキ子? それともカン子?

春子ほど肉感的ではないが、原木栽培のホダ木に次々と椎茸が生えてくる。
秋子は香り高く、寒子には寒さに耐えた味わい深さがあるそうだ。(森林・林業データーベース)

昨夜の最低気温はマイナス1.5度。今日は正午になってもまだ4度までにしか上がってこない。
こんな寒さの中で育っているのだから寒子ではとも思ったが、暦の上ではやっと立冬が過ぎたばかり。寒の入りまでにはまだ間があるので多分秋子と呼ぶのが正しいのだろう。

秋子は乾燥椎茸に向いているそうだ。であればと、正月の煮しめ用の干し椎茸作りを思い立った。
  • 石突は切るべきか?茎は?
  • 最初は傘を上向きにして干すのが正しい?それともヒダが上?
  • 乾燥は丸ごとで、それとも料理サイズに切ってから?
. . 次々と疑問が生じるが残念ながらデーター・ベースには乾燥方法までは書かれていない。とりあえず石突付き、ヒダ上、丸ごとで竹かごに並べた。冷気、陽光、微風。今日は絶好の干し椎茸日和だ。

追記 (2013/11/13): 夜のTVニュースで「能登半島の氷見漁港で“寒ブリ”の初水揚げが . . . 」と言っていた。であればこの時期の「寒子」もあり?

2013/11/08

最後のハナイグチ

すぐ近くの雑木林で見つけたハナイグチ(花猪口)、多分この秋最後の収穫だろう。

傘の粘液にピッタリと張り付いたカラマツの落葉を取り除くのは手間だが、この時期になると虫喰いが少ないのでいい。



湿地茸つむりに赤い松葉のせ  (浜口高子)

*八ヶ岳南麓では、湿地茸を花猪口と置き換えても良さそうだ。

2013/11/06

ムラサキシメジ



雑木林の林縁で枯葉を持ち上げて頭を出していた最高に食べごろのムラサキシメジ。その紫色がなんとも高貴で美しい。このムラサキシメジが目につくようになると、わが家のキノコシーズンも終わりになる。

2013/11/01

ミード(蜂蜜酒)の味は?


欧米でのミードブームを受け、日本でも国産ミードの製造が始まり、ミード専門店もオープンするようになった。かっての日本の“手前味噌”や“ドブロク”のように、ミード文化の真髄は自家醸造・自家消費にあるようだ。そこで、この秋は山葡萄ワインに続いてミード造りも体験してみることにした。

Amazonから取り寄せたミード造りの手引書 “The Compleat Meadmaker” には、ハーブ、スパイス、果実などを加えた様々なミードの作り方が解説されているが、初体験の今回は、蜂蜜200gを500gの水で薄め2gの白ワイン用イーストを加えただけのごくシンプルなレシピにした。

ミードの味はハチミツの品質に大きく依存するらしい。2012年と2013年採蜜の味の異なる二種類のハチミツをベースに仕込んだ。発酵ボトルは、わが家の定番果実酒瓶、スウェーデンAbsolut Vodka瓶。

 発酵の勢いはヤマブドウよりはるかに活発。仕込み1時間後には小さな泡がプツプツと液面ではじけ始め、3時間もするとその泡が液面全体を覆った。ほどなく泡は大粒に変わりブクブクと瓶の中で踊りだした。

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一週間発酵を続けたミードは透明感が増し琥珀色の美しい色合いになってきた。ただ、味に馴れていないせいもあってかあまり美味しいとは感じない。これから山荘を訪れる客人に供して率直な意見を聞いてみよう。市販のミードとの味の比較もしてみたい。