2013/05/04

高原の渓谷

自宅では今年最初の分蜂ドラマが展開しているなどとは露知らず、昨日は近くの渓谷のそぞろ歩き。それはそれなりに楽しい半日弱の散策だった。

標高1300〜1500mの地では木々の芽吹きがやっと始まったばかり。林床まで射し込む暖かい陽射しで多くの野草が花開き始めていた。今日出会った数多くの野草の中で特に気を惹かれた花は . . .

エイザンスミレ
お馴染のタチツボスミレやヒナスミレに負けないほど多くの株が自生していた。白色から淡いピンク色まで、花の色合は多彩。

アケボノスミレ
株数はそう多くないが土が崩れてかかっているような斜面で濃い紫色が目を引く。
ルイヨウボタン
ミニ群落を発見。まだ最初の数輪が開いただけだが、後数日もすれば満開になりそう。
ヤマエンゴサク
エゾエンゴサクを思わせるような清涼なブルーから、写真のように赤みがかった濃い紫色の花など、道端を華やかに彩っていた。
ヒトリシズカ
庭の花畑で見るヒトリシズカとはまた一味違った凛とした姿が印象的。

ウスバサイシン
特別に美しいというわけでもないがなんとなく気に掛かる花。根元に積もった落葉を掻き分けないと花が見えない。

ヒゲネワチガイソウ
のぞきこんでよくよく見ないとその可憐さに気づかない小さな花。


ヤマシャクヤク
開花するのが待ち遠しい。