2013/05/30

待ち箱から飼育巣箱への移動

おとといの夜山荘に持ち帰った自然巣分蜂群を、暗くなるのを待って待ち箱から飼育巣箱へ移し変えた。

使用する巣箱は製作中のキュービック巣箱(仮称)。まだ製作過程だが次の冬にテストをしてみたいので未完成の状態で取り急ぎ入居してもらうことにした。
この待ち箱に分蜂群が入ったと思われるのは5月17日。それから2週間ちかくも経っているので巣板は既に6枚になり、巣房には卵や幼虫もかなり多い。
巣板を傷つけないよう、待ち箱トップ・バーに飼育巣箱トップ・バーをネジ止めして2枚重ねにし、巣板をそっくり移すことにした。

偶然にもKT式多角待ち箱のトップ・バーと、今回使用するキュービック巣箱のトップ・バーの寸法がうまく合致する。一個の巣房を潰すこともなく、全ての巣板を飼育巣箱に移すことが出来た。もうひと工夫すれば、もっとスムーズに「KT式多角待ち箱→TB飼育巣箱」への流れ作業ができそうだ。

2013/05/29

キュービック巣箱


桐材(3センチ厚)で立方体巣箱を作成した。仕様は以下のとおり。
  • 飼育箱内寸: 30cm(幅)x30cm(奥行)x30(高)
  • 各飼育箱に24(幅)x9(厚x32(長)のトップ・バー9本を33mm間隔で設置。バー中心線は無頭釘の差し込み式
  • 側壁への巣板接着を防ぐため17.5センチ長の側板付きのハーフ・トップ・バーを使用
  • 上部に高さ10cmの簡易換気室。ただし、これは冬に入るまでには、上右図のようなWarre Hive式の本格的な換気ルーフに置き換える予定。
  • 桐壁板に杉板で縁取りして強度と耐久性を高めた。
  • 重箱型巣箱のように、飼育箱は蜂群の増減に従って1段→2段(or 2段→1段)と積み上げていく。
  • にじり巣門と外壁板の柿渋塗装はこれまでと同様。
(注) ③、④のの図面はWarr Beekeepingから借用したもの。

ネオニコチノイド系農薬

蜂友FS氏から送られてきた2通の新聞切り抜き。「EU、今年12月からネオニコチノイド系農薬の使用禁止の方針を決定」というニュースだった。

タイトルの“日本重い腰"は、因果関係が100%証明されるまではアクションを取ろうとしない日本政府を、科学的に十分証明されていなくても疑いがあれば早めの対策を取る「予防原則」のEUに対比して評したものだろう。でも重い腰は日本の政府だけでなく大手マスコミも同様だ。

今回のEUの新方針について、海外のネットやマスコミは議論の段階から頻繁に報じ、使用禁止の方向が固まった先月の4月末の時点で、BBCThe Independent誌を始めとする海外の多くの新聞・TVが一斉に報じた。

一方、日本の大手新聞やTVは、CCD(蜂群崩壊症候群)や交配用ミツバチ不足問題ではあれだけ大騒ぎしたのが嘘のように、この農薬禁止問題では動きが鈍いいつもの“後出しジャンケン”症候群なのか、あるいは、経団連会長を出しているネオニコチノイド系農薬メーカー住友化学への"思いやり"なのか?そんな中で、日本で最初にこの問題を詳しく取り上げたのは(自分の知る限りでは)インターネット放送局のビデオ・ニュース・ドット・コム。5月3日のことだった。

2013/05/28

甲斐駒の麓を歩く


甲斐駒ケ岳の麓に位置する横手と竹宇の二つの駒ヶ嶽神社を巡るハイキング。(八ヶ岳自然クラブ主催)

八ヶ岳と南アルプスに挟まれたフォッサマグナや、八ヶ岳の火山活動で作られた七里岩台地を眼前に眺めながらの地質学・火山学に関するハイレベルな道端講座を受けたり、横手駒ヶ嶽神社では、神主さんから甲斐駒ヶ岳の山岳信仰の歴史を教わり、お祓いとお神酒まで振舞われるという実に中身の濃いハイキング企画。

+ + + + +

そして、どちらの駒ヶ嶽神社も見事なヒノキやサワラの寺社林。一歩足を踏み入れると、ここにミツバチが生息していないはずはない、と直感できるような環境。案の定自然巣群分蜂狙いの待ち箱がチラホラと目に入る。

その一つには既にミツバチが入居。セッセと花粉を運んでいることから察すると入居してからかなり日が経っている様子だ。早く所定の養蜂場所へ移動すれば良かろうにと、他人ごとながら気にかかる。

2013/05/26

(続) 富士見高校ビー・ガーデン


東京から八ヶ岳ミツバチ事情の見学に見えた来客を案内し、富士見高校のミツバチのための花畑“ビー・レストラン” の見学へ。

10日ほど前に訪れた時にはやっと芽吹きが始まったばかりだったガーデンも、今日は見違えるように新緑が増し、花が咲き始めた株数もずいぶんと多くなっていた。秋の蜜源にするために赤ソバの播種に備えてトラクターでの整地も進められている。これから秋の終わりまで、どんな花が、どんな順番で咲き出すのか?何度も見に来たくなるお花畑になってきた。

日曜日の登校で、ビー・レストランの手入れに忙しい養蜂部の皆さん達が、作業の手を休め懇切丁寧に応対してくれた。いつも本当に感心させられるのだが、その爽やかで礼儀正しい高校生達の態度には、東京からのミニ視察団の面々もおおいなる感銘と刺激を受けた様子だった。

数年前に英国や米国で盛んになってきた "Bee Friendly Gardening"運動。富士見高校のビー・レストランが、日本におけるBee Firendly Gardeningのトレンドセッターとして育っていることを確信した一日。

2013/05/25

王台異変?

既に3回の分蜂を終えたTBH観察巣箱の巣門前がいつまでも騒々しい。この群は4月初めの強風で巣箱が倒壊し、巣板のおよそ半分を失った群。これ以上分蜂すると群としての勢力が弱ってしまうのでは、と王台を除去し今後の分蜂をストップすることにした。
巣板に残された王台の数は計12個とかなり多い。その全てを切り取って観察してみると、. . .
  • グループA:
    新女王が誕生したと思わせる王台(4個、右列青線内)
  • グループB:
    新女王が誕生する直前に刺殺されたのではと疑われる王台(2個、中央緑線内)
  • グループC:
    新女王が誕生した形跡も暗殺の痕跡もみられない蓋がけされた王台(6個、左列赤線内)
総計12個という王台の数の多さにも驚いたが、特にグループCの王台をどう理解すべきかと困惑している。もし、通常の内検で右写真のような王台に接すると、「先端部の色づき具合からすると後数日で新女王が誕生するだろう」と結論付けてしまいそうな外観。しかし、それぞれの王台を背面から注意深く開いて見ると中は空っぽ。そこには卵や幼虫の死骸らしい形跡が見つからない。

これまで王台を、「分蜂時期の指標」という観点からだけ見てきたが、王台の形成や機能はもっともっと複雑なのでは、という気がしてきた。もう一度一から学び直す必要がありそうだ。

2013/05/21

2013年分蜂_No.10(速報)

もう店じまいだろうと、今朝から作業場で木工作業。そして、電動工具を止めた途端に聞こえてきたのが聞き慣れた飛翔音。(10:25)トップ・バー観察巣箱群の三次分蜂だ。

蜂雲は既に空高く舞い上がり、南隣接地のカラマツ林の林縁に沿って、南へ南へと移動している。後を追うファイトも湧かず今日はただ静かに見送るだけ。

出巣の現場を確認できなかった5月5日に起きたNo2分蜂蜂球、このトップ・バー観察巣箱群からの分蜂群だろうと推測していたが間違いだったようだ。後可能性が残るのは西花畑群しか考えられない。ということは、今年の分蜂は、東花畑群 x 3回、西花畑群 x 4回、トップ・バー観察巣箱群 x 3回ということになる。

2013/05/20

分蜂劇も終幕?

久しぶりの落ち着いた朝。
昨日からミツバチ達はすっかり静かになり、一昨日のNo9が今年最後の分蜂になりそうな雰囲気だ。

時折小雨がぱらつく今日は蜂飼人も心安らか。花期が終わろうとしている庭のクサボケとヤマブキを一輪挿しに生けて、ベランダでゆっくりとした朝食を摂った。

残る作業は、自然巣から入居した待受巣箱の群を連れて帰ることだが、もうしばらくあの場所に放置したままにし、庭の他の捕獲群が完全に落ち着いてから移動することにする。

2013/05/19

カルトジアンピンク (Carthusian pink)


一昨年のスイスアルプス旅行から種子を持ち帰ったシレネ・ブルガリスの苗床から見慣れない草が芽吹き、そして数日前から濃いピンクの可愛らしい花が咲き出した。図鑑で調べると、スイスアルプスの亜高山帯に自生する、“カルトジアン・ピンク(Carthusian pink)”というナデシコの仲間のようだ。

植物名を探している時に目に止まったネット上の一文、「学名のDianthus carthusianorumは、カルトジオ修道会の修道士を讃えてつけられた名前」が気にかかりその背景を調べて見ると . . .

カルトジオ修道会は1084年聖ブルノにより設立されたローマンカソリック修道会の一つ。修道士達は、世俗から離れた修道院で、カソリックでも最も厳格な戒律に従って、祈りと、労働と、瞑想だけの生活を送るのだそうだ。
(以前の職場の同僚、スウェーデン人のブルノさんが、自分の名前はSt. Brunoからもらったんだといつも自慢していたので、聖ブルノの名前だけは知っていた。)

カルトジアンピンク命名の理由は . . .
  • カルトジオ修道会の修道士が発見したから。
  • 深山で人目を避けて生きているから。
  • 養分が乏しい瓦礫地で清貧な生き方を失っていないから。
  • 雨の日でも、暗闇の中でもいつも花びらを一杯に開いているから。
. . . のどれかだろうと推測しているが、そのことを記述した情報はまだ見つからない。
ちなみに、ネット情報では "attractive to bees, butterflies ... "とあるが、今のところまだミツバチが寄ってくる気配はない。

職場の同僚ブルノ氏は、頭脳明晰で優秀な人ではあったが、決して戒律的で、瞑想的な人ではなかった。

(右上写真は、ベールに包まれていた修道士の生活を初めて世間に公開して話題を読んたドキュメンタリー映画 Into great silence の一場面。)

2013/05/18

2013年分蜂_番外編の(2)

NO.9分蜂群の取込み作業を終了したのとほぼ同時にOS氏からの緊急コール。風呂場屋根裏群の3次分蜂がスタートしたらしい。

駆けつけて見ると、せっかちな性格のOS氏が、来年の春に向けて、昨日製作し、昨日庭の楓の木に掛けた誘導板に、今日の分蜂群は早速蜂球を作っている。あまりの早い戦果に当のOS氏自身もかなり興奮気味。でも、お陰で前回、前々回のような複雑な場所での蜂球ではないので取込みは容易。ラングストロス巣箱にトップバーを装着した飼育箱に誘導板から直接移して作業を終了。

2013年分蜂_NO.9(速報)


12:25 開始。TBH観察巣箱群の二次分蜂。一次分蜂では庭中央のカラマツ、地上高8mの場所に蜂球を作り捕獲を断念した群だが、今回の蜂雲は終始庭の中低空を舞っているので安心して見ていられる。

蜂球形成はサラサドウダンの木に吊るした誘導板。用意した捕獲ネットを使うこともなく楽な捕獲作業になった。

2013/05/17

蜜源植物: アイヅシモツケ (と、ハルザキヤマガラシ)

数日前からアイヅシモツケの花が咲き始め、昨日、今日とミツバチが訪れている。まだチラホラという程度だが。

+ + + + +

去年の今頃はあんなに群れていたハルザキヤマガラシの群落に、今年は一匹のミツバチも見かけない。今年は花蜜を出してないのか、他にそれ以上の蜜源があるのか?

2013/05/16

2013年分蜂_番外編

近くに住むOS氏から、天井裏に住むミツバチ駆除の依頼を受けたのは去年6月のこと。

「ミツバチは神の遣い。なんと縁起の良いこと!」の説得が功を奏し、天井裏群はそのまま住まわせることにし、“せっかくならハチミツも少し作りましょうか”という話に発展。この春は、敷地内の数カ所に待ち箱を設置して飼育用群を捕獲することにした。

これまで2回の分蜂があり、待ち箱には入らなかったが、5/13分蜂群は石垣に、5/15群は庭に積み上げた廃材の隙間に蜂球を造り、少々手こずりはしたがどちらも捕獲することができた。

これまでは、やや半信半疑の面持ちで自分の話に付き合って来たOS氏が、この2回の分蜂群捕獲を経験してすっかりミツバチオタクに変身。今日は朝早くから、“ミツバチが好きな花を植えるんだ”と、荒れ放題にしていた庭をセッセと掃除し、“もっと捕獲しやすい場所に蜂球を作ってもらおう”と、既に来春の分蜂シーズンに向けての誘導板作りにも着手した。

捕獲した分蜂群も元気だが、ミツバチ以上に元気に庭を飛び回っているOS氏本人の姿がなんとも愉快だ。

偵察蜂?or 採餌蜂?

一発必勝狙いで今年は一箇所だけ置いた待受巣箱、ミツバチが通い始めて今日で4日目になる。

今日も20〜30匹のミツバチが盛んに巣箱を出入りしているが、分蜂予定群からの新居を探す偵察蜂か、それとも、巣箱の中に置いてある媚薬に惹かれてやって来た採餌蜂なのかはまだ判別できていない。

追記:5/17 20:00
(1) 昼間、巣門を出入りするオス蜂の姿。
(2) 夜、巣箱をコンコンとノックすると中でシマリングの音
これで、分蜂群は既に入居している、と判断して良さそうだ。明日の晩は底蓋を外して最終確認をし、自宅へ持ち帰る予定。二匹目のドジョウ狙いの待ち箱は既に準備できている。

2013/05/15

富士見高校 ビー・ガーデン

先日(5/12)の日曜日の夕方、久しぶりに富士見高校養蜂部を訪問した。分蜂シーズンの陣中見舞い。

去年の春から手がけているビーレストランはほぼ完成したようで、借景の富士見市の街並みや八ヶ岳の山並みともしっくりと馴染んできた感じだ。

シーズン初めとあって、咲いているのはまだカラミントぐらい。でも去年の秋から今年の春にかけて植え付けられたらしい草花がしっかりと育ってきている。これらの花が咲き乱れ、メインゲートのネットがツル性植物で覆われるようなる頃にぜひもう一度来てみよう。

地元の子供やお年寄りが出入りしてミツバチや花に触れ合えるようにと、道路から自由に出入りできるオープンエリアとして造られているのもいい。

それにしても、この冬発生した同校でのミツバチ盗難事件二度とあんな心ない仕業が起きないことを心底祈りたい。万一、巣箱を鎖でつないだり、監視カメラを設置しなければならないような事態になったら、生徒達の夢と構想は半減してしまう。(犯人に告ぐ。ミツバチが欲しければいつでも私の所へいらっしゃい。無償で差し上げます。)

追記:
今は富士見市から遠く離れた地で大学生生活を送っている養蜂部OBのT嬢(創部時の部長)や、K君(T嬢の後を引き継いだ二代目部長)にも久しぶりに会えた。ほぼ毎週週末には富士見高校に来て、後輩達の養蜂活動に加わっているらしい。なんとも感心する話だが、と同時に、3年間の高校生活でそんな母校ができた本人達も本当に幸せ者だと感じた。

2013/05/14

2013年分蜂_NO.8(速報)

12:21 分蜂開始。東花畑群の三次分蜂。今回も蜂雲は上へ上へ。前回効果が見られなかったので、今日は蜂雲への散水はしないこととする。
12:50 蜂雲は、わが家の敷地を飛び出し、上下高しながら、南隣接地の赤松→南東角隣接のカラマツ→2軒東隣の赤松→4軒東隣のコナラ . . . と、蜂球を作りそうな気配を次々と見せながら移動し、最終的には、東南東約150mにあるM山荘のコナラの木、地上高6mに位置に落ち着いた。その間実に30分間、優柔不断な分蜂群を空を見上げながら追っかけるこっちの首はすっかり痛くなってしまった。

ログビルダーのMS氏は今日は遠くの工事現場でサポーターとしては期待できない。そこで、この天気でも確実に家にいる陶芸家のOS氏に2連梯子の保持を依頼して捕獲作業準備。

13:15 NO7分蜂群の轍は踏むまいと早めに捕獲作業に着手し、留守中の山荘オーナーには無断で庭に入らせてもらっての捕獲作業。蜂球が二つに分かれていたので多少手こずりはしたが、なんとか女王も含めて無事ネットに捕獲。後は、日が落ちてからネットから飼育巣箱へ移せば捕獲作業は完了。後は、居着いてくれるようなだめすかすだけ。

2013/05/12

2013分蜂_NO.7(速報)

12:09 分蜂開始。一昨日に起きたNO6分蜂群元巣からの二次分蜂。
今回は誘導板には見向きもせず、蜂雲は上空へと移動する。そこで、吉田翁の知恵を実践してみるチャンスとばかりに上空に散水開始。
12:28 散水効果は現れず蜂雲は上へ上へ。最終的に蜂球を作ったのは南隣接地のカラマツ高木(赤◁印)。今回も蜂球は二つに分かれている。磯玉タモ網(白◁印)で計測すると地上高8m。これも5月10日のNO5分蜂群と同じ行動だ。

でもこの条件であれば、誰かのサポートさえあれば捕獲できそうだ。近くに住むログビルダーMS氏も緊急コールを快諾し、すぐに駆けつけてくれることになった。

MS氏は既に分蜂群捕獲の経験もあり頼りになるサポーター。MS氏の手伝いと、隣家WZ氏から借受けているミドリ安全ベルトさえあれば;

①まず6m2連梯子で蜂球直下の枝(青◁印)まで登り、
②あとの1〜2mほどは枝を伝って蜂球に近づく。そして、
③捕獲ネットで静かに掬い取る。
という形がとれそうだ。

. . . ということで、準備万端整えて再び現場に戻ってみると蜂球が消えている!こんなに短時間の蜂球移動は初めての経験。カラマツの幹に逗まっていたのは25〜30分しかなかった。

冒頭での散水が、「今日はにわか雨がありそうだ。引越しは早いうちに済ませてしまおう」、とミツバチ達に間違ったシグナルを送ってしまった(というわけでもないだろうに。)

2013/05/11

鹿肉燻製に挑戦

久しぶりの雨。そこで、今日は鹿肉の燻製作りで、ここ2週間ミツバチに占拠されていた脳内をリフレシュすることにした。

以下が今日の作業手順の記録:

① 塩漬けされていた鹿肉(昨日ミツバチの分蜂見学に見えたOS氏からのおすそわけ)を昨晩約2時間冷水で塩抜きした後、一晩外の風にあてて乾燥。
(雨模様の乾燥日和ではなかったが、気温が10度以下で収まったのがせめてもの幸い。)

② 馴染みの少ない鹿肉なので中までジックリ火を通したい。ということで、温燻ではなく熱燻を選択し、SMOKER燻ちゃんではなくWegnerダッチオーブンの出番。


③ 焼き焦げをあまり作りたくないので、中華鍋五徳ではなく信州蔦木宿で手に入れた囲炉裏五徳を置き、その上に釜浅の鋳物焼き網をセット。


④ 鹿肉を並べ、チップから煙が出始めるまでは強火で、煙が出始めたら弱火で。熱する。釜内の水蒸気を逃すため、オーブン蓋に金具を挟み細い隙間を。


⑤ 肉の内部まで熱が通ったらコンロの火は消し、後はスモーカーチップの煙だけで好みの強さの香りが付くまでいぶす。

後は、一晩冷蔵庫に寝かせ香りを馴染ませたらスモーク鹿肉の完成。



つまみ食いではまあまあの味。今回はOS氏が塩漬けだけで処理したものだが、ソミュール液を工夫すればこれまでは敬遠しがちだった鹿肉も結構いけそうな予感がしてきた。

反省点:
ダッチオーブンの底にアルミホイールを敷くこと。ダッチオーブンでのスモークの際の鉄則。でないと、後の掃除が大変。

2013/05/10

2013年分蜂_ NO.6

10:54 今日二つ目の分蜂スタート。本巣は東花畑群。この群の一次分蜂になる。


蜂球形成はサラサドウダンの誘導板。この位置に置いた巣箱は毎年一回は必ずこの誘導板を利用する。






追記:5月14日

09:30 朝のみまわりで見かけた光景。5月10日に捕獲したNo.6分蜂群の巣門前で女王と親衛隊が何やら密議中。この時期、逃去以外の話題であるはずがない。巣箱内へ追い入れ、にじり巣門をもう一段絞り込んだが、スリムな体躯の女王なのでにじり巣門がうまく機能するかどうかは分からない。

14:28 案の定、巣箱前面で逃去の飛翔が始まった。得意の散水戦法で先遣隊の勢いを削ぎ巣門は封鎖。一様は今回の逃去は阻止した。

こんな場合、巣箱を遠くへ移動するのがベストの対策だが、なんせ大型の御神木巣箱、そう簡単に移動もできない。
また、一度逃去意欲を示した群はしばらく抑えこむことができても、結局は逃去してしまうのがこれまでの経験。半ば以上諦めた上で、もうしばらく現状のままで様子を見ることにする。
追記:5月19日
午後三時を過ぎれば分蜂も逃去も今日はもうないだろうと蔦木宿の蜂友SK氏を訪問。. . . そして、帰宅してみると巣箱は空っぽになっていた。ほんの気持ちばかりの置き土産を残して。

2013年分蜂_ NO.5

09:35 分蜂開始。TBH観察巣箱の一次分蜂。この群は4月初めの強風で巣箱が倒壊した群。乱雑巣などを作っていたので心配していたが、これで群としての機能は維持できていることが証明されたようで一安心。


09:47 蜂球は庭中央のカラマツの幹。全長8mのタモ網を立てかけて計測してみると地上高7.5〜8.0m間での蜂球形成。このカラマツも蜂球形成の定番場所なので以前は滑車付き誘導板を設置していた。でも、6mの2連梯子の上での滑車付き誘導板の設置作業も結構リスキーな作業なので一去年から取り止めている。

今回、この群の取込みはギブアップすることにした。その理由は:

①  タモ網での捕獲はミツバチを痛め過ぎるのでできれば避けたい手法。
② 蜂球が上下二つに分離し、両者が合体する動きがなかなか見えてこない。女王蜂がどちらの集団にいるのか判断できないので捕獲の成功率は一層低くなる。
③ 次回捕獲群は諏方神社御神木巣箱への入居を考えている。できれば産卵能力に長けた二次分蜂以降の若い女王蜂を住み着かせたい。

捕獲はしないにしても、どこへ、どういう形で新居を構えるのかを見極めようと、ベランダでコーヒーを飲みながら張り込みを続けることにする。

11:13  2つの蜂球の合体がほぼ終了。女王蜂は上部集団にいたようだ。蜂球は枝にぶら下がらないで幹に長く張りついている。これではタモ網での捕獲は難しい。

13:00 蜂球を解いて西の方角に移動開始。蜂球形成をスタートしてから3時間、上下の蜂球が合体してから約2時間後の旅立ちとなった。
後を追っかけようと双眼鏡を取りに部屋へ帰っている間に見失ってしまったのは無念!

2013/05/09

NO.2 分蜂群のその後

5月5日に分蜂した群。捕獲4日目の今日、花粉を運び込むミツバチの姿が見られるようになった。

花粉の運び込みは分蜂群がその巣箱に居着くことを決めたサイン」という意見もある。でも、この説を信じて巣門を全開し、逃去された苦い体験を持つ蜂飼い人はかなり多いはずだ。彼女達もなかなかしたたかで、一見居着いたかに見せかけておいて一瞬のスキを見逃さずに逃亡する。
ということで、もうしばらく巣門は女王蜂通過不可に絞り込んだままにする。

2013年分蜂_ NO.4

09:45 分蜂開始。三次分蜂とあって蜂球はグッと小振り。今回は誘導板を避けマメザクラの根元に集まった。

この場所へ集合するのは2011年以来。地上の草むらに半分かかったような状態で蜂球を作るので結構取り込みにくかった記憶がある。

この周辺はサクラスミレとオミナエシの自生地。あまり無造作に踏み荒らすと家庭内騒動の原因にもなるのでそちらも要注意だ。

夕方、カナルシャ巣箱に取込んで蜂球形成場所に設置。夜は巣門を開け放して飛散した蜂を集め今朝(5/10)早朝に門はクローズした。昨夜は夜遊びで帰宅しなかった数匹の蜂が中に入れなくで巣門前で途方に暮れているが日暮れになるまで待ってもらうしかない。

サクラスミレも、オミナエシの若芽も、マムシグサも、騒動の中でも無事生き延びたようだ。

2013/05/07

自家製の葦簾(ヨシズ)

家内工業でミツバチ巣箱用ヨシズを製作。去年作ったこも編み器秋に収穫したアシ(葦)の出番。

思いのほかいい案配にできあがった。移動枠付きなので、太陽軌道の変化に従って、適度な半日陰と、夏の西日を避ける快適な居住区域を提供できそうだ。

2013/05/06

2013年分蜂_ NO.3


5月3日、留守中に分蜂した群の二次分蜂。

10時ちょっと前、巣門前が賑やかになり即旋回飛翔が始まりそうな雰囲気だったが、決行派と逡巡派の綱引きがしばらく続き、実際に旋回飛翔が始まったのは10時35分。いつになく長い逡巡だった。

蜂球を作ったのは一次分蜂群と同じサワフタギの木に設置した誘導板。

2013/05/05

2013年分蜂_ NO.2


いつの間にか庭の赤松に分蜂蜂球があった。高尾から遊びに来たAB氏が見つけて教えてくれるまで全く気づかなかった。今朝は8時頃から庭をブラブラしていたというのに。かなり早い時間帯に決行したのか、あるいは、他所から飛んできた分蜂群なのか?どちらにせよ蜂飼い人を自認する身としては恥ずかしい限りだ。

捕獲した群は逸見神社巣箱に取り込んだが. . .
夜10時を過ぎてもまだ側壁に固まり天井部に蜂球を作る気配をみせない。これは、“ここに住む気はないよ”というミツバチの意思表示。巣門を開けておけば明日の早朝には姿を消すはずだ。

で、巣箱内に給餌器を置き、逃去防止用にじり巣門はできるだけ絞り込んでしばらく様子を見ることにする。