2012/11/08

蜜源植物:センダングサ

“ひっつき虫”で嫌われもののセンダングサ。多摩川の河川敷にはかなり広い群生地がある。

もう花期は終わり、貧相な花がわずかに残っているだけなのに、今日は随分多くのミツバチが集まっていた。

すぐ近くに咲いているセイタカアワダチソウには見向きもせず、センダングサの花から花へと飛び回っている。
ただ、先日の神代植物公園同様目につくのはセイヨウミツバチだけ。ニホンミツバチの姿は今日も一匹も見かけなかった。

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自宅に帰ってからセンダングサのポイントから、セイヨウミツバチの採餌圏の半径3〜4キロを地図でなぞってみると、北方には神代植物公園や野川公園、南には生田緑地、西はよみうりランドの丘を含む多摩丘陵地帯と、ミツバチにとってはかなり恵まれた生息環境だ。そういえば数年前にTVで報道されたミツバチ盗難事件はここから少し下流の世田谷区の多摩川沿いの養蜂場だった。許されるものならこの河川敷を冬越し用養蜂場に利用したいぐらいだ。