2012/05/03

富士見みつばち塾

富士見高校養蜂部と“はにビーかれっじ”主催の2012年度第一回「富士見みつばち塾」

午前は講演会。

演者は、日本におけるミツバチ学術研究の第一人者玉川大学の中村純教授。そして、独自の養蜂実務を追求する北信流養蜂術の山口富生氏、花とミツバチで街づくりに取組むNPOみつばち百花の朝田くに子氏。

ミツバチをテーマに、それぞれ異なる視点からの興味深い講演内容だった。

午後は、参加者有志によるビー・ガーデン造成作業の手伝い。

お花畑を造り、その中に散策路を設け、花と、ミツバチと、人のコミュニティープラザを作ろうという高校生達のアイデアだ。

四季折々咲き続ける蜜源花。そこには、ミツバチの翅音が聞こえ、花とミツバチを眺めながらのんびりと散策する人の姿がある。そんな光景を想像するだけで楽しくなってくる。

ここ数年の間に、日本各地に誕生したミツバチプロジェクトでも花木の植栽が盛んに行われるようになってきたが、ここまで本格的な Bee-friendly garden は初めてではないだろうか。

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富士見高校養蜂部の皆さんと知り合ったのは2年前、その後の養蜂部活動の成長には目を見張るものがある。

初対面の時に抱いた「富士見高校が日本高校界のミツバチのメッカに発展して欲しい」という夢は予想以上のスピードで実現している。
ミツバチとの関わりを多彩に展開する若者達からおおいに刺激を受けた一日。