2012/03/04

「蜂文杯」と「醤油差し」


諏訪湖へのオオワシ見学の折に訪ねた北澤美術館。アール・ヌヴォーからアール・デコのガラス工芸品が数多く展示されている。

美術館へ行くといつも考えるのは「お好きなものを一点だけどうぞ」と言われたらどれをもらおうかな、ということ。今日の一点は「蜂文杯」。蜂と苺をモチーフにしたフランスの作家、アルベール・ルイ・ダムーズの作品。絵柄がミツバチでなくハナバチのようなのが少し残念だが、落ち着いた色合いと小振りなサイズで、ヨーグルトやみつ豆・杏仁豆腐などを食べる器として使えそうだ。

素人グループの駄作展でさえ撮影厳禁したがる最近の風潮の中で、館内撮影自由(もちろんフラッシュ、三脚は禁止)という美術館の寛大な態度には好感がもてる。

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美術館に隣接するSUWAガラスの里。日本最大級のガラスショップとあって展示商品の種類は実に豊富。

オオワシ "グル" をモチーフにした製品もあるに違いないと探したが見つからなかった。

購入したのはフクロウ絵柄の小ぶりな醤油差し(価格1470円)。身近に置いて使うにはアール・デコよりこの方が気楽でいい。レストランのテーブルに置いて諏訪湖を背景に記念撮影したが、これが諏訪産品かどうかは不明。