2011/09/28

台風禍


根こそぎ倒されたサクラやキリの大木、直径20cmを越える太枝が何本も折られたユリノキやモミジバフウ、. . . 。

久しぶりに来た神代植物公園には、先の台風15号の傷跡がまだあちこちに見らる。

気象庁データーでは、台風通過日(9月21日)の東京府中の最大瞬間風速は17.3m/s 。同日の和歌山県潮岬での記録は32.1m/s。

3月11日に続く台風当日の帰宅難民騒動といい、東京は人も自然も天災に対しずいぶんと脆弱なようだ。

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不幸中の幸いは、風雨で地上に落とされた無数の木の実。高木樹の種子をこれだけいろいろと間近で観察できるチャンスは滅多にない。

ちょっと拾い集めただけでも . . . アオハダ、モミジバフウ、ハナミズキ、ユリノキ、ムクロジ、イイギリ、トチノキ、キリ、トネリコバノカエデ、アカガシワ、サンシュユ、スズカケ、ホオノキ . . . と13樹種。

本気で収集すれば、すぐに「木の実図鑑」ができそうなほど、まだまだいろんな種子が地上に散乱している。

蜜源植物:バラとマルバフジバカマ(?)

10月8日から始まる「秋のバラフェスタ」が近づくにつれ、神代植物公園のバラが次々と咲き始めてきた。
ミツバチも盛んに集まっているがすべてセイヨウミツバチ。
例年なら我家の蜂達もここまで飛んで来ているはずだが今年はいない。東京での避寒は取り止めにし、今年の冬は全員八ヶ岳で冬越しさせることにした。
園内のあちこちに生えている白い花を付けた植物。ハチやチョウが盛んに集まっている。でも、こちらもセイヨウミツバチ。植物名は現在図鑑で調査中。






追記(1):2011/9/29
「白い花の蜜源植物」が
手元の図鑑では同定できないので、今日ふたたび植物園を訪ねた。
正門ゲートで入園料金を徴収している人に写真を見せて尋ねたら「フジバカマです。間違いありません」と自信に満ちた返事。でも図鑑で調べた限りでは、フジバカマ(学名/Eupatorium fortunei キク科ヒヨドリバナ属 奈良時代に中国から渡来)とはとうてい思えない。準絶滅危惧(NT)種のフジバカマが、園内のあちこちにこんなに無造作に生えているのも変だ。
マルバフジバカマ(学名/Ageratina altissima
キク科アゲラティナ属 明治中期に北米から渡来)なら可能性はありそう。次回は学芸員“風な顔付きをした職員(神代植物公園では学芸員そのものはいない)を探して尋ねてみよう。

追記(2):2012/10/21
今日行ってみたら「マルバフジバカマ」の名札が立てられていた。他にも同じような質問・疑問をした人がいたのだろう。

2011/09/23

蜜源植物:ヤクシソウ


いままであまり見かけなかったが、今日は庭のヤクシソウにずいぶんとミツバチが集まっている。

株が大きく広がり他の草花を圧迫するので、野草畑の中のヤクシソウの多くは春先に抜き取ることにしていた。

でも、これだけミツバチが好むようなら、どこか一定の場所に移植して保護するようにしようと思う。

一株に付く花数が多く、花期も比較的長い。ミツバチ達が越冬用の蜜・花粉を集めるためには、開花時期も申し分ない。

アキノキリンソウ、ハチミツソウ、ナギナタコウジュと並んで、我家の主要冬支度蜜源になってくれそうな気がする。

2011/09/20

アート巣箱


ハッチ・Bee・8のブログ、「はにビーかれっじ (注)に“巣箱アート”の記事が。

ハッチ・Bee・8は、. . .
  • 蜜源植物を植栽した“Beeガーデンづくり”
  • 地元民とのコラボによる“富士見町みつばち百花プロジェクト”
  • ミツバチPRのための“絵本”や”ミツバチ劇場”
  • 地元産のリンゴとハチミツを使った創作おやき”AKBeeおやき”
. . . と、次々とユニークな活動を展開している長野県富士見高校養蜂部の名称。

その活動報告は、農業クラブ長野県大会で最優秀賞を受賞。続く北信越大会でも最優秀賞に輝き、10月にはいよいよ全国大会へと駒を進めるようだ。

ハッチ・Bee・8の活動は、発足当初から興味を持って見ていたが、予想以上のスピードで、ミツバチの世界に次々と新風を吹き込んでいる。そして、今回は巣箱アート。

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今年の春、英国養蜂組合のウェブでもアート巣箱の記事を目にした。セレブがデザインしたアート巣箱のオークション。ミツバチ保護のための研究支援や養蜂教育などの活動資金を集めるための企画だった。
(上写真は、オークションのPRカタログに掲載されていたものを拝借し、再構成して作成したもの。)

「巣箱アート」は、新しい“養蜂スタイル”の兆しを感じさせる。それが期せずして、英国と日本という遠く離れた二つの国で同時発生したことが一層興味深い。

ハッチ・Bee・8や英国養蜂組合の巣箱アートの背景には、スロベニアの民芸巣箱にも通じる“ミツバチに対する人間の共通の思い”があるように感じる。

(注)「はにいビーかれっじ」は、富士見高校養蜂部 (と同部OBで組織されたハッチ・Bee・8)のブログ。

2011/09/16

蜜源植物:アキノキリンソウ

野草畑のアキノキリンソウで花粉を集めるニホンミツバチ。

蜂からみた花の世界」(佐々木正己著)には取り上げられていないが、アキノキリンソウは、わが家のミツバチにとっては冬越し準備には欠かせない主要な蜜源・花粉源。

2011/09/15

スイスのお土産 . . . エピローグ


8/26にアップした「スイスのお土産」に対し、ノルマンディー在住の友人柳絮氏から興味深いコメントがあった。
写真を拝見して、おや、と思いました。女性の演奏している楽器がチェロではなくガンバであったからです。弓の持ち方も、はっきりはしませんが上から持つのではなく下手です。工房の人はこの楽器に馴染んでいるのでしょうね。そこに親しみを感じました。
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調べてみると、女性が弾いているのは確かにヴィオラ・ダ・ガンバ(Viole De Gambe)であることが分かった。16~18世紀のヨーロッパでは非常にポピュラーな楽器で、今でも根強いファンがいるようだ。YouTubeで検索すると、バッハの“ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ”など、数多くの演奏動画がヒットする。

そう言えば柳絮氏は古楽器の演奏に長けた人。たしかガンバを自作するために英国の工房に弟子入りした、と聞いたことがあるのを今思い出した。

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さらには、男性が持っている楽器は、“シュヴィーツァオルガン(Schwyzerörgerli) ”と呼ばれることも知った。

中央スイスのシュヴィーツ地方で制作される独特のアコーディオンで、年代物はコレクターズ・アイテムとしても人気らしい。年代物でも名門アイヒホルン(Eichhorn)社製でなくてもよければ40〜50万円くらいで市販されている。次回のスイス旅行のお土産は、人形ではなくぜひ楽器実物を、という気もしてきたのだが(???)

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こんな背景を理解して選んだわけではなかったが、実に良いスイスお土産を手に入れたと、いま改めて満足。それにしても、多才な友人を持つと色々と勉強させられる。

2011/09/14

感謝の秋

“採りたての美味しいうちに” . . . といただいた野菜各種。

そろそろ青物の買出しに、と考えていたところだったので、実にありがたい。今朝は生野菜タップリの朝食になった。
こちらも数日前にいただいた冬瓜。

一人での生活が多い身には煮物だけでは食べきれない。そこで漬物作りにチャレンジしてみた。

漬物液は、去年秋に教わった地元婦人会作成の高菜の変り漬けをアレンジした「ビミサン2:ラッキョウ酢1+鷹の爪x3本」のオリジナルレシピ。期待していた以上に美味。バター焼きのアワビのような歯触りも気に入った。

秋の恵みと、皆さんの好意に感謝。

2011/09/13

ミツバチ住宅の新築工事

早朝から、“コンコン、コンコン”とベッドの中にまで聞こえてくる大工仕事の音。アオゲラの新居建設工事だ。

工事は数日前から始まり、隣家の軒天にはもう3個の穴が開いた。



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今年春の分蜂シーズンの出来事: 捕獲した分蜂群のうち2群が、“近くにもっといい住処がある”と、庭の巣箱を抜け出して近所の山荘へ引っ越して行った。新しい住まいの出入口はキツツキの穴

それにしても、アオゲラやアカゲラの穴開け工事は一体何が本来の目的なんだろうか?

雛を育てるでもないこの時期の工事施行も不可解だし、そもそも、開けた穴を巣穴として利用しているのをいまだ見たことがない。まさか、ミツバチのために、ということではあるまい。

ともあれ、これらの穴は、来春の分蜂シーズンには重点観察ポイントとなる。

2011/09/12

ミツバチ凍死注意報?

今年の蜂群には、いまひとつ勢いが感じられない群が多い。巣箱重量の変化から判断した貯蜜量も例年より少ないのも気にかかる。
8月中旬から9月初旬、2週間以上に渡って続いたぐずついた天気のせいだろうか?


井上丹治氏によると、蜂数は上記グラフのように変化するそうだ。(黒色記載部、井上丹治著「新しい蜜蜂の飼い方」p27)。

井上氏の養蜂研究所の所在地(名古屋)と比較すると、山荘周辺への春の訪れは約一ヶ月遅く、冬は一ヶ月以上早く来る。蜂数増減の推移も、名古屋とはまた違ったものになるはずだ。

「春の増勢」は種の保存(=分蜂)のため、「秋の増勢」は種のサバイバル(=越冬)のために、ミツバチにとっては特別に重要な時期になる。
  • 秋の増勢で群蜂数を増やす。
  • 増えたハタラキバチが、越冬に必要なハチミツを集める。
  • そして、適正な「蜂数+貯蜜」量を準備して冬入りする。
冬期間は、女王蜂の産卵はほぼストップし、蜂数は徐々に減っていく。その減少が、春が到来する前に蜂群維持の最少レベルを割り込んでしまうと、群は春を待たずに崩壊する。

過去の記録を参考に、井上氏のグラフ上に山荘蜂場での蜂数増減の推移を加筆してみた。(グラフ彩色箇所)  大雑把な推測ではあるが、“当たらずといえども遠からず”だろう。

8月下旬〜9月初旬の長雨は、ミツバチの冬支度のスターットアップにブレーキをかけた可能性も否定できない。その上、秋の蜜源花である、ナギナタコウジュやアキノキリンソウの花付きも今年はいま一つ芳しくない。

凍死は夏起きる」の轍を踏まないよう、秋の給餌を例年以上に真剣に考慮する必要がありそうだ。

2011/09/11

ミツバチ表札


スイスのグリンデルワルトの村で見かけたミツバチ巣箱のイラストが描かれた玄関表札。

走っているバスの中からチラッと見ただけで、“ミツバチに注意”なのか、“ハチミツ売ります”なのかは判別できなかった。

早速アイデアを拝借。我家の山荘にもケヤキの端材で作ったミツバチの表札を掲げた。メーッセージは、「ミツバチ見学の方はご自由にどうぞ」。玄関先が随分と若返った。

ちなみに玄関呼び鈴は、2003年、今回のスイス旅行と同じ仲間達とチェコに行った時、チェスキー・クルムロフの近くにあるフルボカ城(Zamek Hluboka)で購入したもの。でも、山荘への来客でこの呼び鈴を鳴らしてくれる人は滅多にいない。

2011/09/10

飯盛山ハイク

爽快な秋晴れ。こんな日の昼食は外食に限ると、セブンイレブンで購入したおにぎりを持って飯盛山へ。

山頂付近はかなりの賑わい。グループハイク組も結構多い。
飯盛山と言えばマツムシソウ。
今が満開の花に、アゲハチョウ、ヒョウモンチョウ、クジャクチョウ、. . . などが盛んに集まっていた。
ハチ、アブ類も多いがミツバチの姿は見かけなかった。

結局、スイス旅行ではお目にかかれなかったエーデルワイス。
その仲間のウスユキソウが平沢山から飯盛山にかけて結構自生している。

今年の花の盛りは過ぎたようで、「 edel(高貴)な weiß(白)」とまではいかないが、それなりに薄雪の面影は残していた。

2011/09/01

クワガタ

巣門から中へ入ろうとするクワガタ。時たま見られる光景だ。

蜜の匂いに誘われてか、ミツバチを捕食しようとしているのか?それとも単なる好奇心なのかは分からない。

門番蜂は距離を置いてとり囲んで見守るだけ、なすすべもない。とりあえずピンセットで摘んで近くのコナラの樹に移しておいた。

熱殺球

9月に入りスズメバチの来襲が増えてきた。

見回りをしてネットで捕獲退治するようにしているが、全てを採りきれるわけではない。ミツバチも熱殺戦法で奮闘している。