2011/05/31

ミツバチとキツツキ


12時45分、5/18捕獲したTBH簡易観察巣箱群の2次分蜂群が逃去。巣箱を出て一度も蜂球を作ることなく、ほぼ一直線で新居へ移動した。

刎音を頼りに林の中を追いかけて行くと、新しい住まいは巣箱から直線距離で南へ200m離れた木造別荘。その軒天にキツツキが開けた空洞の中へ入って行った。(写真右)

まったく同じような逃去を5月20日にも経験している。その時は北西約300mの別荘。(写真左)

どちらの事件も . . .
  • 新しい巣場所として選んだのは建物の軒天の空間
  • 巣門はキツツキが開けた穴
  • 巣箱を出てから蜂球を作ることなくまっすぐに新居へ飛翔
    . . . とその行動が酷似している。

    特に気にかかるのが、巣箱を抜け出てから “一度も蜂球を形成しなかった”こと。分蜂や逃去の際;
    • 抜け出た巣箱の近くで蜂球を作って一休みする。
    • 探索蜂グループが事前に見つけていた複数の入居先候補物件を順番に回って比較評価する。
    • 探索蜂グループが蜂球に帰って最終決定を仲間に知らせる。
    • 蜂球で待機していた全員が、蜂球を解いて新住居に向かって一斉に飛び立つ。
    . . . というのが通常の手順。

    興味ある疑問は2点:
    • この入居先は分蜂用として見つけていた候補物件の一つを転用したのだろうか?それとも強制的に巣箱に入れられた後、“逃去”用として新たに探し当てた物件?逃去を決行してからそれだけの時間的余裕があったとも思えないのだが。

    • 蜂球形成のなかった今回のケースで、移転先をいつの時点で仲間に知らせたのだろうか?既に昨夜(or 今日の早朝)、巣箱の中で全員に通知していたのか?それとも、事前の通知はなしに、リーダーが飛翔を誘導しながら転居先へ向かったのか?
      + + + + +

      5月20日の逃去群は今日も例の軒天で快適そうに暮らしている。預託放牧ならぬ預託養蜂をしているつもりで今日の逃去群と共に今後も観察していくことにする。

      ちなみにこの2つのケース、この付近で自然巣分蜂群を捕獲するための待受巣箱の形状や設置場所のヒントを示しているようにも思えて来るのだが(?)

      2011/05/30

      5/30 分蜂速報

      昨日までのどしゃ降りの雨が上がり、厚い雲間に時折青空が見える天気までに回復。
       

      10:10
      待っていたかのようにLA青群の分蜂(4次)がスタート。
      前回の分蜂と同時刻、そして蜂球形成場所も前回と全く同じ敷地南の赤松の枝付け根。地上高8m。

      11:50
      前回この場所の捕獲作業はいま一つ上手くいかなかった。2連梯子の先端から枯れ枝を分けて2メートル程幹を登らなければならない。
      失敗の原因は、一人だけの作業で行動がやや慎重になり過ぎたせいもある。

      今日は隣家EZ氏のミドリ安全ベルトを借りることができた。その上、万一落下しても救急車を呼んでくれる家族も在宅中。安心して木登りに挑戦できそうだ。
       

      12:30
      一回の作業でほぼ全ての蜂球を取込んだ。蜂球形成場所の近くの枝にしばらく捕獲ネットを吊るしておく。

      ほどなく捕獲ネット上部の篭に取り残し群が集まってきた。これは女王蜂がネット内に取込まれていることのサイン。

      13:06
      捕獲ネットから巣箱へ移動させる際、これまではガムテープでネットを巣箱底面に貼付けるという稚拙で煩雑な方法だった。
      今回は、巣箱底面にダンボール箱の渡り廊下を設け、そのダンボールにネットを縛りつけるという方法を試みた。

      13:17
      以前に比べ作業はかなり簡素化され容易。ミチバチの動きもスムーズ。約7分間で全ての蜂が巣箱内へ移動。

      ネットを外して巣箱底面を開放。周辺にいる蜂が全て巣箱内の蜂球に合流するのを見届けたら、後はゆっくりと巣箱を底箱の上に写せば全ての作業が完了。

      2011/05/29

      雨中の巣立ち

      昨日の夕方巣立ちを確認したフクロウの雛。今朝も、巣箱から15メートルほど離れた同じ木の枝に止まっている。

      昨夜から降り続いている冷たい雨で羽根がずぶ濡れで寒さに震えているようにも見える。この天候では親鳥も十分な餌を与えることができていないのかも知れない。

      予報ではこの雨はまだしばらく続きそう。巣立ち直後から自然の中で生きる厳しさを味わわされている。試練に耐え、逞しく育って八ヶ岳南麓の森の住民になってくれることを祈るばかり。

      追記: 5月30日
      止まっていた木の下でフクロウの死骸を発見。「営巣〜抱卵〜育雛」の長い期間を無事に終えたというのに、最後の旅立ちで躓いてしまった。これが野生に生きる厳しさだとは言え、あまりにも短いフクロウの一生に黙祷。

      2011/05/28

      ヤマナシの花


      八ヶ岳牧場天女山分場のヤマナシ(アオナシ?)が今見頃。

      ミツバチの分蜂シーズンと重なるためつい見逃してしまうが、ここ数日の雨続きで分蜂も小休止。小雨の中だが今年はヤマナシの満開の姿を見ることができた。

      預託放牧中の牛達も、ノンビリとヤマナシの花見を楽しんでいる風。

      リンゴやサクラと同じ「バラ科」の花は清楚で可憐。
      標高差で約200メートル下るKEEP協会のヤマナシの花は既におおかたが散ってしまっていた。

      2011/05/27

      「26日、パノラマの湯」は狙い目です

      昨日、フクロウ観察の帰路に立寄った甲斐大泉温泉パノラマの湯。「お風呂の日」ということで番台でクジ引きサービスの実施中だった。

      ラッキーにも我家の戦果は、2等賞の「野菜3点セット」と、3等賞の「はちみつレモン」。

      小雨の中で立ちつくして冷えた身体が(そして気分も)すっかり温まり上機嫌で帰宅した。

      2011/05/26

      フクロウ雛

      曇り後雨。ハチもヒトも静かな一日。午後はフクロウ巣箱の観察に。

      この巣箱では今2羽の雛が育っている。そのうちの1羽が顔を出してご挨拶。後数日もすれば巣立ちそうなまでに育ってきた。

      先日写真撮影したのがこの雛の母親。親子だけあってそっくりの顔付きだ。

      2011/05/25

      5/25 分蜂速報


      3日続いた雨の後の薄曇りの晴天で無風。待っていたかのように活発な分蜂が始まった。
      • 10:12 LA青群(3次分蜂)
        蜂球形成は地上高8mの南敷地の赤松。この場所には今年2回目の蜂球形成。枝振りから捕獲は不可能ではないが、結構難儀な作業になりそうだ。

      • 11:26 TBH簡易観察巣箱群(2次分蜂)
        庭の赤松。今年3回目の蜂球形成位置。地上高3.5m、場所も手慣れているのでこれは難なくいけそう。
      と思っていたら、
      • 11:47 TBH観察巣箱群が騒々しくなってきた(2次分蜂候補)。
      + + + + +

      もしドラ”に倣い、P・F・ドラッカーの教え「経営者の要諦は、複数の課題をバランスよく判断すること」を思い出しながら決定したのが以下の方針。
      • 最大のリターン(=女王蜂確保)が見込める事業に最大の資本・マンパワーを投入 (→ 簡易観察巣箱群)

      • リスク(=梯子から落ちて怪我)の高い事業への労働力投入は限定的に (→ LA青群捕獲)

      • 新規事業参入は見送り=Sスクリーンで阻止 ( → TBH観察巣箱群)

      + + + + +

      中間事業報告書(14:00現在):



      簡易観察巣箱群:

      捕獲終了。現在捕獲ネットから新巣箱へ移動中。
       


      LA青群:
      約半分をネット取込み。蜂球設定場所の側にネットを吊るし、蜂の移動状況で“どちらに女王蜂がいるか?”を観察中。
      TBH観察巣箱群
      分蜂計画を阻止されかなりいらついている様子。

      . . . そして見送りをしようとしている5/21TBH観察巣箱群(一次)の蜂球は静か。いまだ出立の気配なし。

        2011/05/24

        シジュウカラの子育て . . . そして!

        白樺の木をくり抜いて作った小鳥の巣箱。雛が孵ったようで、ここ数日、口に虫をくわえたシジュウカラの出入りが頻繁になってきた。

        巣作りが始まったので延期している杉皮での屋根葺き替え工事、雛が巣立つまでは野地板むき出しのままで我慢してもらうことにする。

        + + + + +

        . . . . . と思いきや、シジュウカラの口元を拡大して見ると運び込もうとしている餌はまぎれもなくミツバチ!

        数匹のハタラキバチが被害を蒙るのはやむを得ないにしても、交尾飛行に出かけようと飛び立つ新しい女王蜂が襲われたら事は重大。その群の滅亡は必至だ。

        To BEE, or not to BEE, that is the question:

        5月21日分蜂の続々報

        5月21日に起きたTBH観察巣箱群の分蜂(一次)続報。

        取込み巣箱はもぬけのから。一方、赤松樹上には3泊を過ごし、今日で4日目に入った蜂球がまだある。

        いくら頭上に鳥の巣の屋根があるとはいえ、この二晩、冷たい雨の中での厳しい夜となったに違いない。

        やはり5月21日の捕獲方針には無理があった。
        特別に目をかけてきたTBH観察巣箱群。その分蜂群はなんとか手に入れたいとのこちらの身勝手な思惑が判断ミスの原因になってしまった。

        "Sustainable Beekeeping" を目指しながら、それと全く相反する行動を毎年繰り返している自分をまたまた反省

        雨雲レーダーでは、午後には雨もおさまり陽射しもありそうだ。今日中に新居を見つけ旅立ってくれるなら、見送りだけはすることにしよう。

        追記:(18:00)
        今夜も同じ場所で三泊目の夜を迎えようとしている。

        2011/05/23

        朋有り遠方より来る

        今日の分蜂見学者は鹿児島在住の旧友IZ氏夫妻。それも夫人手作りの豪華なおにぎり弁当持参での来訪だ。
        今日も分蜂群捕獲作業が忙しく、ゆっくり昼食を摂る時間もないだろうとのIZ夫人の心遣い。

        にも関わらず八ヶ岳南麓の今日は終日の雨、気温も15度を越えることもなく肌寒い一日になった。我家のミツバチ達は分蜂気配どころか、巣門から顔を出して挨拶するのも億劫そうで、遠来の客をもてなそうなどという素振りは全く見せない。

        IZ夫妻には申し訳ない結果になったが、自分にとっては、分蜂・逃去騒ぎもなく、ゆっくりと久しぶりの食事らしい昼食をしながら、旧友との会話を楽しむことが出来た干天の慈雨。

        2011/05/22

        昼過ぎから本降りの雨。この天気ではミツバチの動きはなかろうと、手抜きになっていたフクロウ巣箱の巡回観察に。

        八ヶ岳自然クラブの「フクロウの生態調査と保護活動」に関わる仕事(ではなく遊び)の一環だ。

        巣箱に近づく前に、巣箱周辺の森を双眼鏡で事前チェックすると50mほど離れた樹の枝で、親鳥が警戒心一杯の顔でこちらを睨みつけている。

        今は雛育成中で親鳥が最も神経質になっている時期。下手にチョッカイを出し過ぎると、保護ではなく害敵になってしまう。写真を一枚撮らせてもらい早々に退散した。(撮影時刻  14:09)

        蛇足:
        これは、フクロウ目フクロウ科フクロウ属のフクロウ(Strix uralensis)という種。ホーホーゴロスケホーと鳴く。聞きなしは「五郎助奉公」、「ボロ着て奉公」、「糊付けて干〜せ」など。

        5/21 分蜂の続報

        昨日、取込み作業が未完に終わったTBH観察巣箱(一次)分蜂群の続報:

        昨日の出来事のまとめ:

        ① 14:48 分蜂蜂球形成。カラマツの幹。地上高8m。

        ② 少し待ってみたが、蜂球が枝付根に移動し、コンパクトにまとまりぶら下がってくれる気配なし。

        やむを得ずこの状態のままで磯玉ネットでの捕獲作業開始。助手は高尾在住MA氏。

        ③ 使用したのは、8m長の磯玉に昆虫ネットを付けたもの。

        ④ やはり取込み作業は難航し、5回の作業繰り返しでやっと捕獲できたのは約半分の蜂数。

        ⑤ . . . そして残りの半分は飛び立って、約10メートル東に離れた赤松に移動。

        未捕獲組:

        未捕獲群が場所を移した新たな蜂球形成場所は、赤松上部の鳥の巣(キジバト?)の底面。地上高約10m。

        理想的な蜂球形状だが、枯れ枝が混み合い蜂球まで到達するのが難しそう。“女王は巣箱に”、を祈って蜂球は放置することにした。

        5/22 09:55現在   まだ昨夜の状態。


        捕獲取込み組:

        捕獲組は昨夜巣箱へ移入し、Sスクリーンで女王逃亡防止。
        ただ、女王が未捕獲組蜂球とこの巣箱のどちらにいるのかはまだ未確認。

        0850
        取込み巣箱の巣門が騒々しくなってきた。一方、未捕獲組の蜂球は静穏。嫌な予感?

        11:30
        雨がちらついて来た。まだ本降りではないが恵みの雨。このまま下り坂の天気が続いてくれれば、午後はここしばらく放ったらかしだったフクロウの巣箱観察へ行けそう。担当巣箱3箇所とも現在包卵・育雛中。

        17:30
        未捕獲群蜂球も、捕獲取込み巣箱にも大きな動きなし。未捕獲群蜂球は同じ場所で2泊目に入るようだ。今日の午後に降った雨のせい?それとも女王は巣箱に?

        2011/05/21

        5/21 分蜂・逃去速報

        09:54
        LA青群の2次分蜂スタート。
        蜂球は敷地南の赤松。2連梯子で対応できるかどうかの微妙な位置。
        (今年の蜂球形成位置は、例年に比べ高い所が多いのは何故?)

        10:05
        次はカナルシャ群の4次分蜂。蜂球形成場所を決めかねていたが、またもやLA青群の蜂球に合流。今年2度目の蜂球合体事件
        (過密養蜂の問題点?)

        10:35
        蜂球完成。2群合同とあってサイズはかなり大きい。敷地内の待受巣箱に偵察蜂の姿なし。捕獲ネットでいくか、磯玉を使用するか?
        コーヒーを一杯飲みながら方針模索のひと時。

        10:50
        . . . と思っていたら窓を通して聞こえて来る突然の飛翔音。蜂球を解いて東の空へ。エー!即断即決には感服するが、コーヒー一杯飲むくらいの検討時間は与えて欲しかった。
        たった15分間で分蜂蜂球解除は初めての経験。このシーズンは色々と初体験のことが多い。

        11:00
        . . . 続いて、昨日捕獲した分蜂群の逃去行動。

        他の巣箱に使用していたSスクリーンを急遽外してセット。(Sスクリーンは一個しか持っていない。)まだ女王蜂が中にいるのであれば、今中空で飛び回っている先行部隊はいずれは帰ってくるはずなのだが?(追記:5/2120:00 巣箱内はカラッポ。逃去と確定)



        13:57
        . . . そしてTBH観察巣箱群分蜂(一次)開始。

        蜂球形成場所は二転三転し、最終的には庭のカラマツ。それも2枚の誘導板を無視しその上部、地上高約8メートル。
        これはもう磯玉でしか対応できない。
        (今年はこの2枚の誘導板は一度も使用せず。設置ポイントの問題?)

        + + + + +

        高尾から助っ人に駆けつけてくれたAB夫妻、豪華メロンの差し入れでエネルギー補給をしてくれたTG夫人。そんな助力を受けながらなんとか捕獲までは漕ぎ着けたが、やや懸念事項を残した未完成の作業。「捕獲完了」宣言は明日まで延期に。

        + + + + +

        連日続く分蜂・逃去騒動にやや疲労困憊。「あめ あめー ふれ ふれー . . . 」と口ずさんでいるが一向に効きめがない。

        2011/05/20

        5/20 分蜂・逃去速報

        昨日から分蜂見学に信州から訪れているAK夫妻の目の前で、我家のミツバチは、今日一日で「分蜂+逃去+孫分蜂」と大サービスの競演。

        この慌ただしさの中では、今日の昼食はまたしてもチンご飯とサバ味噌缶になるはずだったが、AK夫人がいてくれたお陰で、豪華な手作り料理で十分にエネルギーを補完し、忙しい一日を無事に乗り切った。

        逃去については新しい体験があったので後日詳細をレポートする予定。

        2011/05/19

        道具以前の問題

        ゴールデンウィークに山荘に遊びにみえたWS夫妻、“木登り靴を注文したので数日以内に配達されてくるはず”と嬉しそうな顔で話していた。檜の枝打ちを自分でやるのだという。WS氏の箱根の別荘敷地は樹高20メートルを越える檜の大木に囲まれている。

         “本当に使いこなせるの?” と、夫人はかなり懐疑的だが、WS氏本人はしごく張り切っていた。そのWS氏から数日前に届いたメール。
        . . . . 物凄い体力と集中力が必要です。途中でギブアップしました。使いたければそちらへ送りますが?. . .

        実は、自分も以前から木登り道具をひそかに探していた。今日の分蜂のように、高所にできた蜂球捕獲に使えるのでは、との思惑。でもメールを読んでこの アイデアは即ボツに。

        (写真は安全帯・昇柱器などの メーカー藤井電工の 製品カタログから拝借したもの)

        5/19 分蜂速報

        10:00
        昨日散水で中断させられた重箱群3次分蜂。時計が10時になるのを待っていたかのように行動を開始。数分後には蜂雲。



        10:15
        蜂雲はドンドン上空へ、そして南方向へ。
        この群の1次分蜂時と同じ行動パターン。

        10:35
        やはり蜂球を作ったのは南隣地敷地のカラマツ。2連梯子でも到底間に合いそうにない高さなので捕獲は断念。

        2011/05/18

        5/18 分蜂速報

        10:35
        カナルシャ群の分蜂(3次)がスタート。蜂雲はすでに庭の中空に。


        10:51  (カナルシャ)
        旋回飛行が少々長いのは同群の2次分蜂(=分蜂合体事件)時と同様。
        そして、蜂球形成の場所も2次と全く同じマメザクラの根元。
        10:57
        数分遅れでLA群1次分蜂が始まった。



        11:00  (LA青)
        すぐに旋回飛行が始まり、蜂雲はマメザクラの木に近い。
        また分蜂合体事件!!!
        11:20  (カナルシャ)
        蜂球完成。
        3次分蜂とあっては蜂球のサイズは小振りだ。
        11:23   (LA青)
        サラサドウダンの誘導板に蜂球形成中。
        蜂数はかなり多そうだ。
        11:38  (カナルシャ)
        捕獲開始。
        蜂球形成場所の条件を考慮し今回も“手掴み作戦”で。

        注記:蜂球から引き剥がすには素手で感触を確かめながら静かにソッと行うのが自分は好き。でも、いくら分蜂時のおとなしい群と言っても手のひらを刺されることもある。それが嫌な人は、手のひらがゴムでコーティングされた組立作業用手袋(例えば、ショーワグローブの“組立グリップ”などを使用することを推奨。)

        11:50   (LA青)
        LA青群の捕獲開始。こちらは巣箱に誘導板をかぶせる方法。
        13:25  (TBH簡易巣箱)
        2群の捕獲作業を終えて一息いれていたら、今度はTBH簡易観察巣箱群2次分蜂

        赤松の太枝に蜂球を作り始めた(13:34 )。カナルシャ群の一次分蜂群が使用したのと全く同じ木、同じ位置。
        13:59  (TBH簡易巣箱)
        捕獲開始。前回同様、捕獲ネットを使用して蜂球を確保し、巣箱への移動はアップダウン方式。
        14:35  (重箱)
        TBH簡易巣箱群の巣箱への移動がまだ終わらないうちに、次は重箱群(3次候補)の空中旋回飛翔が始まった。
        いくらヘルパーK氏がいるとは言え一日4群捕獲はきつい。この分蜂は散水で延期させることに。
        16:30  (重箱)
        無理矢理分蜂を阻止された重箱群。午後4時半をまわってもまだ不満そうに巣箱前面にへばりついている。

        + + + + +

        長い一日が終了。作業の中でいくつか記録しておきたい事項が起きたが今日はその気力がない。
        今日の写真撮影は、タイミング良く様子見に来てくれた蜂友K氏によるもの。

        Mother-daughter queens

        5/15に起きた分蜂群合体事件 . . . の続編(1)

        2つの異なる群が分蜂蜂球形成時に合体する事象はまれには起きているようだ。数件の目撃談がネット上で見つかった。

        ただ、残念ながら. . .

        (a) 合体した蜂球に女王は2匹いたのか?
        (b) もしいたとすれば、彼女達はその後どのような運命を辿ったのか?

        . . . という、自分が最も興味を抱いているテーマについては述べられていない。

        + + + + +

        ただこの問題を調べていて、これまでの自分の常識を覆す情報にぶつかった。

        ミツバチの世界では、“一つの群に2匹の女王が共存することはそうめずらしいことではない”のだそうだ。群の20%にこのような母娘同居が見られ、米国では "Mother-daughter colony"と呼ばているという。

        最近人間社会で流行りの、一卵性母娘や友達母娘の影響ではとも考えたが、この生態を身につけたのは人間よりもミチバチの方がずっと早かったようだ。

        以下がその要訳: (出典:The ABC & XYZ of Bee Culture, 41 Edition, page 792-793)

        女王蜂の政権交代には、“分蜂による交代”と、“禅譲による交代”の二つの方法がある。

        禅譲交代では、旧女王は新女王によって殺されることはなく、その後も新旧両女王は争うことなく同一コロニー内で同居生活を送る。

        (回数は減少するが) 旧女王も以前同様産卵行為を継続する。

        (前よりは少量にはなるが) 働き蜂は、引き続き旧女王にも給餌サービス行う。

        このような "Mother-daughter queens" 状態のコロニーは、群全体の約20%に見られる。

        通常は、旧女王は数ヶ月後には死亡する。
        (イラスト著作権はMindful Meanderings所属のもの。同社の要請するルールに従って借用した。)

        2011/05/17

        気配あるも決行せず

        人間様の食料の備蓄もかなり底をついてきた。買出しに出発しようとしていたら、突然庭から騒々しい羽音。あちこちの巣門前の気配がおかしい。薄日が差込むまでに天気も回復してきた。

        特に怪しいのがカナルシャ群。次に重箱群。もう時計は3時を回っている。この時間からの分蜂はお互いにきつい。できれば、今日の行動は控えて欲しいのだが?

        カナルシャ群 (三次分蜂候補)
        5/8   一次分蜂
        5/15 二次分蜂
        去年孫分蜂も起こし巣箱。小さい巣箱容積が影響?
        二次分蜂では分蜂合体事件の被害者。
         
        重箱群 (三次分蜂候補)
        5/9  一次分蜂群
        5/16 二次分蜂
        一次分蜂群はどこかに逃げ去った。
        LA緑群 (二次分蜂候補)
        5/13 一次分蜂
        この冬は、東京→七里岩蜂場→山荘庭と一番優雅に過ごした群。一次分蜂で、は本当に分蜂かどうか分からない不可解な行動。
        LA青群 (一次分蜂候補)

        唯一のLA標準巣箱群(巣枠・巣礎付)。蜂数も多く、もっと早くに分蜂行動を起こすのでは、と予想していたが一次分蜂もまだ。
        TBH観察巣箱群 (一次分蜂候補)

        巣箱製作から一番手塩にかけている群。蜂数も多いのに、他の群に比べて分蜂熱が弱いのが心配。

        + + + + +

        現在時刻は4時半。全群リハーサルだけだったようだ。気温も13度まで下がり、ほとんどの蜂は巣箱内へ。