2010/12/19

何でも見てやろう

12/14放送の“カスペ!”(フジTV)で、MR.ニュース池上彰が小田実の「なんでも見てやろう」について話していた。「この本が、当時の若者の眼を海外へ向けさせた」と。

フルブライト留学生として渡ったアメリカから、好奇心の赴くまま欧米・アジア22ヶ国を貧乏旅行した紀行文。小田実はその後ベ平連の顔として活動する。

確かにこの本が出版された後、シベリヤ鉄道でヨーロッバへ行き、ヒッチハイクでユースホステルを渡り歩く海外貧乏旅行のブームが始まった。そして自分もこの本に触発された一人。懐かしくなり本棚を探してみると、1961発行の本が保存してあった。確か中学か高校生時代に読んだものだと思う。光陰矢の如し。