2010/11/24

干し柿のその後


吊るし始めてから10日が経ち、干し柿が食べごろになってきた。小粒で熟すのが早いのも甲州丸の特長。

ただ例年に比べ、今年のは甘さが少ないように感じる。そして、いつものように「透明感のある濃い朱色」の状態を経ないまま、色合いが黒ずんできているのも気にかかる。

吊るした後の天候?、摘果した木の性質?、今年の柿の全般的な出来具合?、. . . 。
色々な理由が考えられそうだが、今回の原因は、使用した柿の摘果が早過ぎたせいでは、と推測する。そういえば、皮を剥いている時も、“色合いにやや柿色が薄く、いつもより固くて皮が剥きやすいな”とも感じた。

ハチミツもそうだが、工場で作られる加工品と違い、自然の恵みは毎回同じというわけにはいかないようだ。