2010/07/27

未確認効果


南隣家の赤松大木。年々建物の方向に傾き、大雪で倒れると屋根を押しつぶしてしまうのではと他人事ながら気になっていた。

その赤松の伐採作業が今朝から業者が大型クレーンを持込んで始まった。
  1. まず主な太枝を払う。
  2. 次は、幹の上部を切断し、クレーンで空中に吊上げて移動する。
  3. 最後に幹の残り下部の幹を切って、同様にクレーンで。
. . . と、テラスで朝食を摂りながら見物していた伐採ショーも、食事が終わる前に一時間足らずで終わった。

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周辺の大木が次々と姿を消すのは困りものだ。その上、最近の別荘新築では一本残らず伐採してしまう傾向がある。

去年、西隣の敷地の木々が全て切り倒され、それ以前にはあんなによく顔を出していたリスもパッタリと姿を見せなくなった。敷地を吹き抜ける風も以前よりかなり強くなった。

それでも、今回の伐採にはメリットが無くもない。
  • 木立が高くなり、以前は室内からでも見えていた鳳凰三山、北岳、甲斐駒の一部がまた姿を現すかもしれない。
  • 以前は、南(山の下方向)へ花蜜を集めに出勤するミツバチは、西南角の松林の上を迂回していた。その飛行経路が南の方角へ一直線に短縮されそうだ。
これらの伐採メリットを確認したいが、南アルプスは雲に覆われ、ミツバチ達は南ではなく北(山の上方向)に出かけいる。どちらの効果も今日は確認できそうにない。