2009/02/28

ザゼンソウの花粉


すぐ近くの湿地に生えているザゼンソウ(座禅草)が満開。花序の底には散った花粉がタップリと積もっている。

北アメリカでは、ザゼンソウはミツバチの春一番の花粉源らしい。
“湿った森や沼地を歩く者が、穏やかな日にザゼンソウの仏炎苞の中を覗き込ん でみれば、たいていそこに、後肢のバスケットに花粉を詰めているミツバチを見つけるだろう。” (「ミ ツバチと暮らす四季」スー・ハメル著、晶文社刊)
でも、この湿地のザゼンソウにミツバチが来ている姿を見かけたことはない。セイヨウミツバチと違って,ニホンミツバチはザセンソウの花粉を好まないのだろうか?

春を探して . . .


近所をドライブしてみたら、春の息吹がそこここに見つかった。

写真は雪が消えた溜池の淵に咲き始めたネコヤナギ。

(今日見たフキノトウ、コブシ、ハンノキ、ザゼンソウ、アブラチャンの写真)

2009/02/27

春の雪


山荘へ向かってのドライブの途上、中央道上野原近辺で雪が降り始めた。山荘付近は相当積もっているだろうと思っていたがそうでもない。水気を含んだミゾレに近い雪がうっすらと道路を覆う程度。気温はマイナス2度だが、上空の寒気はかなり弱まってきたということなんだろう。春は近い。

2009/02/24

東京へ避寒させた梅が開花


山から持ち帰ったまだ蕾の固い梅とコブシの小枝。東京の部屋の花瓶に挿しておいたら梅はすっかり開花。コブシも後2−3日もすれば開きそうだ。

2009/02/23

ハチはなぜ大量死したのか

1月31日に出版されたばかりの本。

ミツバチが突然姿を消す蜂群崩壊症候群(=CCD)がメインテーマだが、内容はそれだけに止まらない。

生産量だけを追求する農業の歪み、複数の要因が絡まって崩れる自然界の生態系バランス、穀物に残留する浸透性農薬に冒される食の安全など、現代社会の環境問題を幅広くカバーしている。

また、これまでミチバチと縁の無かった人も、この本(特に第二章“集団としての知性”)を読めば、ミツバチの不思議、高度な組織的行動などに興味を抱かずにはいられないはずだ。難解なミツバチ研究の内容が、ジャーナリストの手によって平易な文章で読物風にまとめられている。

それにしても原書の書名 "Fruitless Fall" を、文藝春秋は「ハチはなぜ大量死したのか」などと矮小化した訳書名に変えたのだろうか?
原書 どおり「実りなき秋」の方がはるかにこの本の内容にふさわしいと思う。著者自身も、レーチェル・カーソン氏の「沈黙の春(Silent Spring)」を意識して付けた書名であることは間違いだろうに。

2009/02/22

久しぶりにハチの姿


快晴。正午の気温プラス2度(巣門外壁10度)。久方ぶりに見る巣門を出入りする蜂。元気そうに巣箱周辺を飛び回っている。

コーヒー豆も底をついて来たので今日は一度東京へ帰り、東京巣箱の様子も見てみよう。暖冬の今年、東京巣箱の分蜂は例年より早くなるかもしれない。東京で分蜂などされたら隣近所で大騒ぎになり顰蹙をかうのは必至だろうから早めの山への引越を考えよう。

2009/02/21

春の兆し


“まだ早すぎるだろうが念のため”というつもりで様子を見に行った近くの湿地。仏炎苞の中に僧の姿が見えるまでに開いたザゼンソウが十数株。

去年に比べ2週間以上早い開花だ。間違いなく季節は冬から春へと動き出した。

(左下写真は昨年3月3日に撮影したもの。この時はまだ蕾だけだった。)
(今日撮影した他の写真)

今日のバードフィーダー


快晴。正午の気温マイナス1度。

ここ一週間位、バードフィーダーで権力を振るっていたアトリ(上)は、今朝からはイカル(中)にその座を奪われてしまった様子。

そのイカルも時折姿を見せるシメ(下)には追っ払われている。確かに顔付はシメが一番ヤクザっぽい。

2009/02/20

はだしの養蜂家


本を漁りながら手探りで行っている趣味のミツバチ飼育。これまで、ボンヤリと感じていた養蜂スタイルの方向を示すようなWEBが目に止まった。

イギリスの養蜂家(と言っても、本職はIT系会社のマーケティングが本職で養蜂は趣味らしいが) Philip Chandler氏の提唱する "Barefoot Beekeeping"。
直訳すると“裸足の養蜂”だが、意味するところは “自然な養蜂スタイル”、“手軽なミツバチ飼育”ということのようだ。

彼の主張する「趣味の養蜂」のポイントは . . .
  • ミツバチが本来もっている生態をできるだけ邪魔しない。
    (minimal disturbance)
  • 巣箱の塗装、害虫駆除、給餌などで、薬品や化学的な物質は一切使用しない。
    (chemical-free)
  • 数箱の小規模な飼育。
    (small-scale beekeeper)
  • 採蜜は最小限にし、ミツバチが冬越しに必要なハチミツは残してあげる。
    (low impact)
  • 廃材などを利用し、安価で誰にも容易に造れる巣箱を使う。
    ( low-cost)
  • 人間の都合に合わせようとするのでなく、ミツバチから学ぶ態度
    ( learn from bees)
彼はそれを、持続可能な養蜂 (sustainable beekeeping)、有機・自然養蜂( organic or natural beekeeping)、蜂に優しい養蜂 (low-impact beekeeping)とも呼んでいる。

折を見て、このBarefoot Beekeepingに挑戦してみようと思う。

雪の足跡


昨夜の降り始めにはクリスマスケーキの粉糖のような雪だったのに、今朝起きて見ると残り少なくなったかき氷のように水気をたっぷり含んだ雪に変わっている。なんとなく“春の雪”で、冬はもう峠を越した雰囲気だ。(正午の気温0度)

ベランダに吹き込んだ雪の上に無数の足跡。昨夜、フィーダーにヒマワリを補充するのを忘れたのであちこち歩き回ってエサを探した様子。動物の足跡(下写真)はリスに違いないが、一方の足跡(上写真)は何の鳥かは分からない。

2009/02/19

ダンコウバイの蕾


夜9時頃になると天気予報どおり雪が降り出した。外気温マイナス4度。山梨県全域に大雪注意報。

ここ数日ミツバチは全く姿を見せない。ただ、巣門からのぞいても、巣箱の底にハチの死骸は見当たらない。巣内で蜂球を作って皆で暖を取っているのだろう。この冬2回あったマイナス13〜14度の寒波をクリアしたことから察すると、八ヶ岳の寒さにミツバチ達はなんとか耐えてくれそう。

残る課題は食料備蓄。巣房に蓄えているハチミツや花粉が、春一番の花、ダンコウバイが咲くまでもってくれるかどうかだ。蕾はだいぶ膨らんできたが、蜜や花粉をだすようになるにはまだ時間がかかりそう。

2009/02/18

支柱用竹竿作り


昨日は庭の野草の支柱にする竹刈りに。春に入る前に収穫しておかないと、水揚げが始まって弱くて腐りやすい支柱になってしまう。皮を剥ぎ、乾燥させれば準備万端。
野草は、ホームセンターで販売している人工の園芸支柱より天然竹の方を好むような気がする。

長さと剛さの両方を求めるオヤマボクチやヤマユリ、一株で何本も使うフシグロセンノウやクガイソウ、細めの支柱が似合うハタザオやオミナエシ、割り箸程度の短いのはリンドウやマンテマ、. . . 。それぞれの野草からのオーダーメードの注文受付は、背丈が伸びる春や夏になってからだ。

ちなみに竹と笹の区別は、“いつまでも竹皮を付けているのは笹”とある。であればこのタケはササと呼ぶのが正しいのかも知れない。

 + + + + +

追記1:「イネ科タケ亜科ササ類のアズマネザサでは?」との専門家からの指摘があった。


追記2:WEBで調べると、「竹を切るのは、成長が止まる10月以降、一番霜が降りてから翌年一月末位が良い」とある。また、土壁の竹組み(木舞竹)は「9月注の闇夜に切れ」との言い伝えもあるらしい。
この頃には竹の中に虫がいなくて長持ちするそうだ。9月は分かるが “闇夜”も虫と関係があるのだろうか?


(注)WEBを見ると、9月を8月や10月と記載された記事もある。新暦、旧暦が混在した結果かもしれない。

2009/02/17

目標は”中空返し”


先日横浜中華街で仕入れた中華鍋、まず手始めに豚肉とキャベツのオイスターソース炒めでその使い勝手を試してみた。

これまでフライパンで苦戦していた炒め物の返し技が実にうまくいく。調子に乗り過ぎて今夜のキャベツは炒め過ぎてしまったが、中華鍋を備えたのは正解。

明日から、味の素CookDo料理に順次挑戦し、“華麗な中空返し”をマスターしようと決意。

山八は健在です。


2週間近くもブログを留守にしたため、「ハチともども山小屋で凍死したのでは?」との電話やメール。中には、様子を見にわざわざ山荘まで足を運んでくれた人もいて恐縮至極。

ということで、過去にさかのぼってメモ書きのままだったものでここ数日の近況報告を致します。

野草の芽吹き その(1)


ベニバナイチヤクソウが枯れ葉の中から顔を出してきた。

2009/02/16

スノーシュー・ハイキング


雪が少なく、前日まで開催が危ぶまれていた八ヶ岳自然クラブ主催のスノーシュー・ハイキングが予定どおり決行された。

サンメドウズ清里スキー場のリフトで標高1900m地点まで登ってもブッシュがあちこちに顔を出している状態。林の中で雪が深そうな道を探し求めながらの無理矢理のスノーシューイングという感じだった。

昨年末購入したスノーシューの初陣とはなったが、その性能や機能を十分に確認するほどの積雪がなかったのは残念。

2009/02/15

解明した“冬の桃の花”


新府の桃の里で見た「冬の桃畑に咲く花」(12/4)。桃の木につけたままの摘果後の果実袋は敢えて外さないで残してあった理由がやっと分かった。袋のついた枝(=去年実のついた枝)を剪定し、今年の実は新しい枝に付けさせるためだったのだ。

地元の人は“なに分かりきったことを”と笑われそうだが、剪定で切り落とされた枝の束を見て、このことを理解した時は大発見をしたかのような気分。

2009/02/14

感服


今月二度目の横浜中華街。夕食は、小沢征爾氏がお気に入りの台湾料理店で。古びた小さな店だが確かに味、ボリュームともお薦め。

それ以上に感心させられたのが店内のカウンターに張ってあった写真メニュー。ギョーザ5個が4個入りに変更。また、料金の500円も一部数字だけを3に書き換え530円に改訂。相当使い古され黄ばんでしまっているカラーコピー製のメニューがそんな形でいまだ現役だ。
マジック線で一個消された餃子には笑ってしまったが、華僑の経営魂が凝縮されているようで実に興味深い。

2009/02/10

河豚の会


古い仲間との恒例の「フグを食べる会」。参加者は10名。

いつもの“食べて飲む”だけとは異なり今回の会合はかなりの硬派。「フグ鍋を囲みながら徹底討論 ー 資本主義はどこへ向かうのか?」という幹事の作った案内状のタイトルがかなり効いたようだ。

ヒレ酒効果もあって議論は終始活発。いつものごとく意見百出だけで結論らしいものは何も無いが、時折、こんな書生っぽい議論で時間を過ごすのも、ともすれば刺激が少なくなる山暮らし生活のスパイスにはなる。

女王バチ?


好天に誘われて巣箱から出て来た東京の蜂。巣門ちかくの給餌器の縁に、女王バチを取り囲む蜂の一群のような塊。ただ、中央の蜂は女王バチとも思えないが、100%確信は持てない。

2009/02/05

春霞


東京から八ヶ岳への道すがら、好天につられ回り道をして農道をドライブ。雪が消えた畑には麦の芽吹き、その背後には春霞(と今の季節に呼ぶのかどうか知らないが)の中に甲斐駒の姿。冬はまだこれからと思っていたのに、なんとなくもう春の気配だった。そういえば昨日は立春。暦の上でももう春に入ったのだ。

山荘の蜂の出入りは結構活発。死骸もまったく見えない。(外気温3度、巣箱外壁7度、14:30)

2009/02/02

横浜中華街 その(1)


久しぶりに来た横浜中華街。用事を終えた後、商店街をブラついて目についた光景2題。その(1) . .

かなりくたびれた外観の食堂の外壁に吊るされた日焼けしたパネル。女将さんらしい人と並んだ小沢征爾氏だ。入口のメニューをのぞき込んでいる女子高校生らしい二人の会話では、美味しいと評判の店らしい。

二人の会話の続き。「 . . . このオジサンどっかで見たことない?」世界のマエストロ、小沢征爾の宣伝力も横浜中華街の路地裏では今一つのようだ。

横浜中華街 その(2)


「薬蜜本舗」の看板を掲げたハチミツ専門店。店構えは小さいが、一階はショップ、二階がティーラウンジのなかなかシャレた店だ。
ジャパンローヤルゼリー株式会社の直営ショップ

同社の会長山口喜久二氏のことは以前「ミツバチが泣いている—天然ハチミツを探せ!」という本で読んだことがある。中国雲南省の奥地に入り、本物のハチミツ作りのため、現地人への啓蒙・指導に尽力、今では中国養蜂学会の名誉顧問をされているとあった。

カウンターにはテイスティング用ハチミツが並び、感じの良い店員さんが次々と種類の違うハチミツを勧めてくれる。漢方で使う植物から採蜜した単花蜜がほとんどで、独特の香りと、しっかりした味。“薬蜜”というネーミングも、健康志向者をターゲットにした販売戦略が明快で感心する。店内は、若い人達で結構賑わっていた。

今日の買物は、クコ(枸杞)、リュウガン(龍眼)、レイシ(茘枝)のハチミツ3瓶(140グラム入りで各1365円)と、小型中華鍋(2360円)。中華鍋は単身赴任時の山荘での調理用として別の店で購入したもの。